お酒

2017/01/21

青森の友人からいただいた豊盃を飲み終えてしまったので、
今は、久保田の何と万寿を飲んでいる。
こちらもいただきもの。
新潟の長岡の酒。
次に飲む酒も決まっている。
やはり新潟の魚沼の酒とくれば
決まっている。
八海山である。
八海山の純米吟醸。
いずれも美味しい酒。
ただ、豊盃という酒は、
もう別世界という感じがした。
これ以上のお酒に果たして出会うことができるか。
三重の「而今」もかなりいいと思うが、
一歩及ばないかな。
今一番飲んでみたいのは、
やはり三重の酒の「作(ざく)」である。
なかなか手に入れるのが難しいようだ。
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「NHK短歌」2月号を購入。
4月からの選者が発表されている。
全員交替。
何と、コスモスからは、
大松達知くんが登板ということになっている。
他には、永田さんが、一体何回目なのかというくらいで、また登板。
ぼくは、かなり昔、永田さんにゲストとして呼んでもらった。
それ以来、西に足を向けることができない。(嘘)
それから、黒瀬くん。
こちらも初登板。
胸キュンは、佐伯さんが再登板。

高野さんの巻頭秀歌に、
二宮冬鳥の歌が載っていて、うれしかった。
歌壇の方達と話をしていても、
冬鳥を読んでいないという人が多いから、
なおさらにうれしい。
なかには、全く知らないという人もいるから驚き。
歌集は『壺中詠草』。歌はこういう歌。

・かささぎの来て鳴く庭の樟にその前と後ひよどり遊ぶ

かささぎは一度、福岡県で見たことがある。
福岡の人には、申し訳ないが、
けったいな鳥である。
何も電信柱に巣を作らなくてもと思う。

巻頭秀歌には虫武一俊さんの『羽虫群』からも選ばれている。
高野さん、しっかり読んでいるなあとつくづく思う。
もちろん、高野さんは、紛れもない読み巧者でもあることを忘れてはいけない。
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1月20日

2017/01/20

本日をもって、平成28年度の
大学の講義はすべて終了。
あとは、成績処理をするのみ。
そうそう、まだシラバスを書いていない講義があるので、
こちらを何とかしなくては。
これで、約三ヶ月大学の構内に行くことはないだろうな。

今年度は初めて1年生対象の講義をしたが、
なかなか難しい面もあるなと思った。
何を学びたいのか、
あまり考えていない学生が意外に多くて、
面食らうことが多かった。
それでも、大方の学生は、
課題に対して真摯に向き合ってくれていたので、
やはり指導の仕方次第かなとも思った。
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選者会議

2017/01/10

昨日は、東京でコスモスの選者会議。
会議は2時開始なので、
当然その前に書店を回る。
まず小雨の降る中、
八重洲ブックセンターへ。
詩歌のコーナーは、以前は1階から少し降りたスペースだったが、
何と6階の片隅に追いやられていた。
昨年の選者会議のときは、東京堂書店に行って、
やはり詩歌の棚がかなり寂しくなっていたのを確認したが、
まさに、八重洲ブックセンターお前もかという状態。
ということでかつてぼくが楽しみにして行った書店は、
詩歌の棚に限って言えば壊滅状態ということになった。
お茶の水へ回って、
店を開けている古書店に入る。
澤口書店という、最近いけいけの本屋に入って、
岩波文庫と講談社文芸文庫を確認。
文芸文庫に伊藤桂一の『私の戦旅歌』があったので購入。
定価1300円+税が950円だから、少し高め。
伊藤桂一さんは、宮柊二先生と同じ山西省で戦っている。
昭和14年に軍務についているから、宮先生より早い時期に
従軍している。
伊藤桂一さんは、なぜかぼくが日本文藝家協会に入るときの推薦者。
もう一人は、佐佐木幸綱さん。
伊藤さんは詩集は出していますが、
歌集は出していないようです。
この本は、短歌がかなり載せられている。
特に軍馬を詠んだ歌が多い。
騎兵連隊に所属していたからであろう。
少し紹介する。

・砲声すあれは友軍の弾丸だよと眼をみはり耳立てし馬に教うる
・麦畑にわが寝ればわが傍らに馬も寝ぬその寝息やすけし
・馬は草を食みつつもふと耳を上ぐ聞きそらすほど遠き砲声

これらの歌を読むと、戦後歌人として生きる資質はあったと思うが、
詩や小説の世界に、戦後は没頭していったようだ。
確かに短歌では食えないから。

澤口書店の後は、一誠堂書店の均一を覗き、
若山牧水の『幾山河』を購入。
100円。
角川文庫で定価は70円とある。
迷ったが白骨温泉について書いてある箇所を見つけて、
購入決定。
しかし、昭和30年代の文庫はどこも充実している。
もちろん詩歌を含めて。
文化的には、どんどん後退しているのかなと思いたくなってしまう。

さて、選者会議。
高野さんの司会進行でみっちり3時間。
まず昇級者の決定。
選歌の際の、もろもろの注意事項。
大会について。
新入会員の増やし方について。
そして、懸案事項について。
懸案事項は、なぜかボツになりそうだったが、
何とか実現の方向でまとまる。
来年の1月号から。

終了後は、三光園で愉しく会食。
出てくる料理がみな美味しい。
紹興酒もここのは旨い。
6時半過ぎに出て、帰途に着く。
まあ、充実していたかな。

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始動

2017/01/08

年明け早々、腰痛に悩まされ、挙げ句の果てに風邪を引き、
ほとんど引きこもり状態でした。
ということで、このブログも本日やっと、書き初めと相成りました。
ここしばらく、またやたらに忙しい日々が続きます。

一月は、何と言っても、
中部日本歌人会60周年記念行事があります。
29日の午後1時からです。
150名前後の出席があると見込んでいます。
短歌関係では、近年にない、大きなイベントになると思います。

2月4日。
「瀬戸際レモン祭」に出席します。

2月19日。
古今伝授の里フィールドミュージアムで
行われる短歌道場に選者として出席します。
今回は、石井僚一くんや田中ましろさん、野口あや子さんと
いった若手が選者に加わるので、なかなか面白い道場に
なるのでは。なにせ、ぼくの場合は、多分この三人とは
短歌観が全く違うので、票がかなり割れるのではと予想します。
でも、意外に一致したり。こういうところが、道場のおもしろさだとは
思いますが。


2月26日。
多治見市文芸祭に選者として出席します。
記念行事として、紺野美沙子さんの朗読会があります。

3月11日
「灯船」第四号批評会。東京です。

3月12日
桑名で講演の予定。
結社の周年行事に呼ばれました。

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「黒豹」100号が届いた。
残念ながら終刊号である。
また一つ中味の濃い同人雑誌が消える。
終刊号だからと言って、
特に特集を組んではいない。
いかにも「黒豹」らしい。
伊吹純の連載「『埃吹く街』より」で、
宮柊二の「砂のしづまり」を取り上げているのは、
とても嬉しい。
とにかくご苦労様でしたとしか今は言えない。
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1万首以上

2016/12/30

明日でまた一年が終わる。
この一年で一体何首くらい読んでいるのだろうかと考えた。
コスモスの選歌、カルチャーや地域の歌会に提出された歌、
地域の短歌大会で選をした歌等々、
併せると、月に千首は超えているから、
年に軽く1万首は超えている。
これは恐ろしいことだと思う。
選をする以上、自分なりの価値観があるわけだが、
その価値観で他の人が必死に詠んだ歌を評価してしまっている。
当然中には、ぼくの選でなかったらという歌もあるはずだ。
こんなことを考えはじめると、恐ろしくなる。
しかし、選は一つの出逢いにすぎないと考えたらいいのかなと思う。
ぼくとの出逢いはうまくいかなかったけれど、
他の方との出逢いの可能性はいくらでもあるのだから、
新たな出逢いをもっと求めてほしい。
つまり、鈴木竹志という歌人の価値観のみにこだわる
必要はないのではないかということだ。
読みの可能性ということになる。
読みの可能性にもっと信頼をおいてほしい。
ぼくは、こうしたほうがよくなると言った後、
でも、他の歌人なら違うだろうなとは思いつつ、
やむをえずそう言うしかない場に自分をおいている。

さて話がずれたが、
実際に読んでいる歌は1万首ばかりではない。
1年に何10冊もの歌集も読んでいるからだ。
例えば20冊読んだとすれば、約8000首読んでいることなる。
ということは、選をする歌、歌集の歌を併せると、
何と2万首以上は読んでいる。
高野さんのような新聞歌壇の選をしている歌人となると、
10万首以上読んでいるだろう。
これも恐ろしいことだ。
こんなことを書いていると、
短歌は実に盛況ではないかと思えてくるが、
果たしてどうだろう。
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いつのまにか、たくさんの短歌に関わる会にわが身を寄せている。
こういう経験から得られた一つのことは、
どうやら短歌を詠む人たちには、
大きく分けて二つのタイプがあるということだ。
比喩的に言うと、柳になれる人と、なれない人ということになる。
柳になれない人は大変だなあと思う。
風をまともに受けてしまう。
まともに受けることは実に辛い。
まあ、中には、その辛さを楽しんでいる人もいる。
そういう人は、楠なんだろう。
楠は、本当にいつも風や雨を悠揚として受け止めている。
ぼくは楠にはなれない。
何とか柳になれないかなと願うばかりである。
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今朝の「中日」の朝刊に、
第7回中日短歌大賞の受賞者が発表された。
『草雨』を出された小松久美江さんである。
水甕の選者をしている方である。
それと、功労者表彰を受ける方2名の名前も発表された。
とにかく受賞というのは嬉しいことである。
そういえば、中日歌人会の会員でもある広坂早苗さんが
さいたまの現代短歌新人賞を受賞した。
第二歌集『未明の窓』で。
こちらも嬉しいことである。

「灯船」4号の初校を印刷会社に取りに行く。

帰ってきたら、
染野太朗さんの第二歌集『人魚』(角川書店)が届いていた。
帯文を見てびっくり。
何と小説家の中村文則くんが書いている。
「同い年」とある。
まあ、中村くんが歌集の帯文を書くのは、
最初で最後ではないかな。
冒頭の歌はこういう歌。

・ネルボンという眠剤を処方され妻と笑いし冬もあったな

という平穏な歌から始まったこの歌集は、
読み進めると、実に不穏な世界に入ってゆく。
東日本大震災があり、
離婚するということになり、
不穏としか言いようのない日常が
詠まれてゆく。
事実と虚構のあわいを綱渡りしているかのようだ。
思わず、この不穏の世界に引き込まれてゆく。
危ない、危ないと思いつつ。
「あとがき」はない。
住所も明記されていない。

午後、青森の友人から
何と「豊盃」の純米大吟醸が届く。
これは、嬉しい。
一度飲んでみたかった酒だ。
まだ地元の純米酒が残っているので、
これを飲んでから、味わうことにしよう。
青森の酒は、「田酒」に限ると思っていたが、
果たしてこの固定観念は打ち破られるか、楽しみだ。
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冬至。
午前中、朝日カルチャー。欠席者2名。
終了後、丸栄地下の喫茶店で昼食。
その喫茶店に向かう途中、何と刈谷北の卒業生に
ばったり出くわす。
最初全く誰か分からなかったが、
本人が名乗ってくれたので助かる。
大学を卒業して2年目。
東急ホテルに勤務しているという。
今日は休日で、バレエのレッスンを受けた帰りとのこと。
実に優雅に暮らしている。

昼食後、金文堂へ行き、2件依頼する。
見積もりは15000円くらい。やむをえない。
その後、中日新聞社へ行き、
歳末の寄付金を届ける。
今年はたくさん集まり、
何と11万円を越えた。

家に帰ると、「COCOON」の第2号が届いていた。
そうか、年四回だから、
もう届くのだと思い知った次第。
「灯船」年4回に移行する。
こちらは、年齢層がかなり上だから、
若干心配。

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プロフィール

Author:スズタケ
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