歌集を出すこと
2019/02/22
「コスモス」3月号の裏表紙の裏に、
「コスモス短歌会の内規」が掲載されている。
これまであまり熱心に読んでこなかったが、
さすがに選者ともなると、読まざるを得ない。
今回、歌集を出すことに大きな変更があった。
厳密に言うと、
叢書番号を取得して歌集を出す内規に変更があった。
新しい内規はこうなっている。
「コスモス叢書として歌集を出版できるのは、①その一集に
昇級した会員、および②コスモスに十年以上在籍した人に
限ります。」
②が大きな変更。要するにコスモス短歌会に10年以上在籍すれば、
所属欄の如何に関わらず、コスモス叢書として刊行できるということ
である。
画期的な変更だと思う。
コスモスの場合、誌上で優れた歌を載せていて、
賞をもらったのにもかかわらず歌集を出さないままになってしまう人が多い。
全体の雰囲気として歌集を出しにくいというのも一つの要因だと思う。
出しやすい方向に変わったのだから大きい。
歌集を出すことの最大の意味は 、
歌集を出したことによってステップアップできることだ。
歌集を読んだ人たちからいろんな言葉をもらえる。
それが励ましになり、勇気づけになる。
そして、自分の歌の方向についても考える。
歌集を出しただけで、満足しては駄目だが、
多くの人は出したことによって、
ステップアップしてゆく。
逆に優れた歌を詠んでいても、
歌集を出さない人たちの歌は、
しだいに疲れを帯びてゆく。
詠まれる内容に変化が乏しいために、
詠む歌がつぎつぎにいつか見た歌になってしまう。
それが疲れた歌という意味だ。
歌集を出すことは大変なことだが、
出す勇気と決断が、
その人、その人の歌を変えてゆくことは確かである。
「コスモス短歌会の内規」が掲載されている。
これまであまり熱心に読んでこなかったが、
さすがに選者ともなると、読まざるを得ない。
今回、歌集を出すことに大きな変更があった。
厳密に言うと、
叢書番号を取得して歌集を出す内規に変更があった。
新しい内規はこうなっている。
「コスモス叢書として歌集を出版できるのは、①その一集に
昇級した会員、および②コスモスに十年以上在籍した人に
限ります。」
②が大きな変更。要するにコスモス短歌会に10年以上在籍すれば、
所属欄の如何に関わらず、コスモス叢書として刊行できるということ
である。
画期的な変更だと思う。
コスモスの場合、誌上で優れた歌を載せていて、
賞をもらったのにもかかわらず歌集を出さないままになってしまう人が多い。
全体の雰囲気として歌集を出しにくいというのも一つの要因だと思う。
出しやすい方向に変わったのだから大きい。
歌集を出すことの最大の意味は 、
歌集を出したことによってステップアップできることだ。
歌集を読んだ人たちからいろんな言葉をもらえる。
それが励ましになり、勇気づけになる。
そして、自分の歌の方向についても考える。
歌集を出しただけで、満足しては駄目だが、
多くの人は出したことによって、
ステップアップしてゆく。
逆に優れた歌を詠んでいても、
歌集を出さない人たちの歌は、
しだいに疲れを帯びてゆく。
詠まれる内容に変化が乏しいために、
詠む歌がつぎつぎにいつか見た歌になってしまう。
それが疲れた歌という意味だ。
歌集を出すことは大変なことだが、
出す勇気と決断が、
その人、その人の歌を変えてゆくことは確かである。