5月8日

2012/05/08

淑徳のゼミの日。
第三限。
欠席者多し。
36首詠の批評をやっているが、
肝心の批評対象者が風邪で欠席なので、
予定を変更して、
一人に絞り、批評をする。
つまり、今日の出席者全員で、
Tさんの36首詠を批評する。
やってみて、こういうのもいいなあとは思った。
帰りに中日新聞社の
文化事業部に寄る。
新しい担当者と初めて会う。
以前も文化事業部でこの仕事をしていた方で、
春日井建さんとは面識があるとのこと。
また中日歌人会の古参の方々については、
ぼくよりもよく知っているという感じだった。
新しい担当者がどんな方か心配していたが、
こういう方なら安心してお願いできると一安心。
ジュンク堂まで歩く。
短歌の棚を見て、愕然とする。
角川の「短歌ライブラリー」が一冊もない。
これはやばいなという感じ。
棚がある時点から動いていない感じ。
多分、ぼくの直感だとスタッフが変わってしまったのだ。
今日はそれを確認する余裕がなかったので次回確認したい。
こういう棚を見ると、
ちくさ正文館の棚がいかに凄いものか分かる。
ということで、
そそくさとジュンク堂を出て、
三省堂に行く。
さすがに「短歌ライブラリー」は置いてある。
でも、高野さんのだけ。
まあ、こちらは最初から期待していない。
仕方ないので、酒井順子の『女流阿房列車』を購入。
車内で読み始める。
無茶苦茶面白い。
酒井さんはのり鉄なのかな。




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うどん

2012/05/07

先日。足助の町を歩いた。
馬籠や妻籠のように、
徹底した観光地化はせず、
昔の町並みを残している。
つまり、昔と今が同居している。
町の人が普通に生活しているなかを
観光客が歩いているという感じ。
途中、柏餅を買おうと入った店は、
人気店らしく、
西川きよしもよく買ってくれる菓子があるというので、
柏餅とその菓子を買った。
店を出るときに、
とんでもないものを見つけた。
その店の軒先に置いてある看板には
屋根が付いているのだが、
その屋根の片側に、
猫らしきものが横たわっている。
一瞬ぬいぐるみかなと思った。
しかし、そうではなかった。
もちろん店の人にも確認した。
朝からずっとそこで寝ているとのこと。
だいぶ太っている。
何猫かは分からない。
というより、ぼくは猫の種類の区別ができない。
で、まあ、
その猫の名前が
何と「うどん」と教えてもらう。
まさに癒し系猫である。
店の前を通りかかる観光客が携帯で撮っていた。
撮影する人は、
店の菓子を購入することとすれば、
随分儲かるのにと、
勝手なことを思いながら、
香嵐渓に戻った。
新緑の香嵐渓も実に素晴らしい。
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5月1日

2012/05/02

連休の狭間。
鉄道も駅も人が少ない。
地下鉄ももちろん空いている。
しかし、大学はそれなりに学生がいる。
ぼくのゼミは全員出席。
6時に栄で待ち合わせしてるので、
ゼミが終わったら、
今池で下車して、
まず神無月書店に行く。
古書店。
存在は以前から知っていたが、
入ったことはない。
いや、かなり昔入ったかな。
棚はオーソドックス。
本の扱いが丁寧なのは一目瞭然。
値段も高くはない。
講談社文芸文庫を一冊購入。
阪田寛夫の『うるわしきあさも』。
短編集。
次にちくさ正文館に行く。
相変わらずの魅力的な棚と平積み。
しかし、誘惑には負けず、
一冊のみ購入。
またしても坪内祐三の新刊。
『東京タワーならこう言うぜ』(幻戯書房)。
安くはない。
それから、栄に出て、待ち合わせの会場へ。
帰宅は10時過ぎ。
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溺れる犬

2012/04/30

坪内祐三の新刊『文藝綺譚』(扶桑社)
の「第十二夜 大相撲のないこのわずかな数ヶ月の間に」を
読んでいたら、
266頁の8行目にこんな表現があって嬉しくなった。
というより懐かしかった。

「これはまるで溺れる犬に石をぶつけているみたいだ。」

この「溺れる犬に石をぶつける」の出典は、
魯迅の『両地書』のものだ。
魯迅は、敵を倒すためには「溺れる犬に石をぶつける」
ようにとことん痛めつけないといけないと言ったのだ。
ということは、坪内の使い方は、
魯迅に照らせば正しくない。
坪内は弱い者いじめのニュアンスで書いている。
それはそれでいい。
ただこの種の弱い者いじめは、
今日のマスコミの病弊であることは間違いない。
誰かが叩き始めると、
別の者たちが、どんどん石をぶつけだすのだ。
本当にいやだ。
なぜマスコミはそういういやなことを平気でやるのだろう。
多分勇気がないのだろう。
石を投げない勇気がないのだ。
石を投げることによって
免罪符を得られるのだ。
免罪符が欲しくて仕方ない。
孤立するのは嫌なのだ。
ああ、嫌だ嫌だ。
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「週刊文春」5月3・10日号に
「大人がいま読むべきまんがランキング」が掲載されている。
第一位は、この前話題にした
羽海野チカの『3月のライオン』。
まあ、当然ですね。
この号には読書関係の特集が掲載されている。
「過去から今が見える『必読歴史本47冊』」という特集。
この中の「女性宮家論議はまずここから」のところで、
担当の保阪正康が紹介している3冊のうちの1冊が、
小田部雄次さんの『皇室』。
最近は見ないが、
小田部雄次さんは、「朝日歌壇」で
お名前をよく拝見したものだ。

4月25日の「中日新聞」夕刊の文化欄に
小島ゆかりさんが書いている。
題は「意味が分かりません」。
多分、この文章はエッセイだと思うが、
内容は、短歌に関わるものではない。
短歌に関わる情報は一切出てこない。
要するに「意味が分かりません」。
最後のエピソードには、
小島さんの愛猫「タマスケ」が登場するが、
タマスケの行為も「意味が分かりません」ということになる。

「波」5月号。
永田和宏さんの「河野裕子と私」は最終回。
こういう文章を書ききった永田さんの精神力には
ただただ敬意を表すしかない。

この「波」の「編集室だより」の頁に、
新潮社のホームページに、
小野不由美「十二国記」新潮社公式サイトオープンとあって
びっくり。
早速のぞいてみると、
何と『魔性の子』から順に、
「十二国記」シリーズが
新潮文庫から刊行されると書いてある。
しかも書き下ろし長編も加わるとある。
いよいよ小野不由美が動きだしたということですな。
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