中京大学

2016/09/22

中京大学の秋学期が今日から始まる。
中京大学の出講は初めて。
というより、中京大学の構内に入るのも
生まれて初めて。
静岡大学時代の恩師が中京大学の文学部に
いらしたのだが、全く知らなかった。
知っていれば、もっと前に中京大学を訪れていたと思う。
ということで、初めてだから、
地下鉄の八事の駅を降りてから、
しばし迷う。
ただ地上に出てみればすぐ分かる。
何せ巨大な建物群だから。

講義は「短詩型文学の世界」。
学生に講義名を読んでもらったら、
「たんしがた」と読まれて、ショック。
40名弱の学生が522教室に来ていた。
予想より多い。
なかなか乗りの良い学生もいて、
楽しくなった。
短歌し俳句とどちらに関心があるか、
アンケートを採った。
ついでに関心のある俳人、歌人の名前を挙げてもらった。
やはり、正岡子規がダントツ。
意外にも石川啄木は一人だけ。
俵万智さんはやはり多い。
斉藤斎藤を挙げた学生がいておどろく。
ここの学生レベル高いなとつい思ってしまう。
出ても穂村弘さんくらいだろうと
思っていたから。

今日はガイダンスのみで終了。

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コスモスの若手の同人誌「COCOON」が遂に刊行された。
率直に嬉しい。
いよいよという感じ。
ぼくが編集している「灯船」の兄弟誌である。
「棧橋」が30年の活動を終えた後、
「棧橋」のメンバーを中心にして、二つのグループができた。
グループ分けは、単純に年齢で。
ただ実は、両方に参加している人もいる。
当然「棧橋」とは関わりのなかった人たちも、
新しいグループに参加している。
比較的年を取ったグループは、当初より「灯船」を
刊行し、まもなく、第三号が出る。
四号からは、「棧橋」と同じように
年四回の刊行に移る。
「COCOON」はどうなのだろう。
多分、大松くんの意向で、事務的なことは
一切書いてないから分からないが、
多分、年四回だろう。
大松くんの
「創刊のことば」にこんな箇所がある。
とても大切なことだ。

「作者が作品の中心にしっかりと存在し、
言葉の引力に振り回されていない作品。
そして作者と読者の間に一本の確かな
道を通す作品です。」

若い人たちの作品には、
本当に「言葉の引力に振り回されて」いるものが多い。
そして、「作者と読者の間に」道を通すことを
忘れはてている。
そういう点で、旧い言い回しだが、
「COCOON」は、アンチテーゼとして、
これから若い歌人たちの目の前に登場するのだ。
実に楽しみだ。
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「コスモス」10月号を読んでいて、
出産に関わる歌が何首かあって、
感慨深く読んだ。
まずは小島ゆかりさんの歌。

・われはもや初孫得たり人みなにありがちなれど初孫得たり

本歌取り風の歌。

続いて小島なおさんの歌。

・祖母の娘が産みたる娘が娘を産み落としてマトリョーシカのごとき夏の家

ややこしい歌。
祖母は、静子さん。
祖母の娘はゆかりさん。
祖母の娘が産みたる娘が、なおさんの妹。
そして、「祖母の娘が産みたる娘が娘を産み落として」の
産み落とされたのが小島ゆかりさんの初孫。
だから、「マトリョーシカ」ということかな。
ああややこしい。

今度は片岡絢さんの歌。

・座布団の赤子の手足みじかればたたみの上にとどかざりけり

こちらは、子規の歌の本歌取り。
それにしても、片岡さん、余裕あるなあ。
これから、えっという育児の歌が詠まれそうだ。
期待しつつ、ちょっと不安。
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「コスモス」10月号が届いた。
「風鳥派」というエッセイ欄の宮西史子さんの文章を
読んでいて、突然、ぼくの歌が登場するので驚いた。
エッセイの題は「のど赤きつばめ」。
そして、ぼくの歌はこう。

・追ひ抜ける燕ののどを見上ぐればやはり赤しと安堵を得たり

さらに驚いた。
巻末の「通信コスモス」に月下桜さんが、
連載している「歌のカフェテリア・パートⅡ」の
「食べ物の歌」の第一回にぼくの歌が取り上げられている。
例の西瓜の歌。西瓜を詠んだ一連は評判がよかった。
歌人は西瓜が好きなんだ。
ぼくの歌はこう。

・てのひらで何度も打ちて確かめむ甘き西瓜はよき音のする

こう詠んだが、実際はそうはうまくはいかない。
涙を飲んだことも何度か。
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東京歌会

2016/09/06

コスモス短歌会の東京歌会に初めて出席した。
新宿駅南口徒歩5分の明宝ビルが会場。
しかし、南口を出たことは出たのだが、
地図を読みまちがえて、違う通りで探したものだから、
見つかるはずがない。
明宝ビル地下一階の会場に着いたのは、
南口を出てから40分後。
それでも、詠草の選をしている時間だったので、
遅れて迷惑をかけたということはなかったようだ。
着席したら、何ととなりには、
昨日鎌倉の瑞泉寺の方代忌に出席していたはずの
福士さんがいた。
福士さんは前半だけ出て帰られた。
嬉しかったのは、
久しぶりに高野さんの怒りの声を聞くことができたこと。
かなり厳しい発言もあった。
59名出詠で3名欠席。
ぼくのような出詠しない選者が5名。
ということは、61名出席していたことになる。
司会の手際が良いのか、56名の歌について
きちんと5時に終えた。
懇親会にももちろん出席。
高野さんのお隣に坐ったら、
ありがたいことに労っていただいた。
ということで飲み過ぎ状態で帰路に着く。
いろいろ勉強になりました。
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「まひる野」9月号の「素描」というエッセイを
載せる欄に、庭野治男という方が、「同姓同名二題」
と題するエッセイを書いている。
その一つに小島ゆかりという女医が登場する。
診察後の会話はこう。

「失礼ですが、先生と同姓同名の著名な歌人がいるんで
すが、ご存じでしょうか」
 小島先生は恥ずかしそうに応えられた。
「知っています。同じことを時々言われます。」

そう言えば、ほくもかつてあったなあ。
手紙まで来たから驚いてしまった。
NHKの幼児番組の歌の作詞か作曲の関係で、
ぼくと同姓同名の方の名前が流れたんです。
そしたら、あちこちから、テレビの仕事もしているんですかと言われ、
びっくりしたものです。
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反省

2016/08/31

8月も今日で終わり。
今月は全く書けなかったなあ。
ネタは無いわけではないが、書けない。
九州のコスモスの女性歌人たちが、
8月11日にブログを立ち上げて、
毎日更新されている。
内容もなかなか濃い。
それに刺激されてか青森の福士さんも
あまり更新していなかったのが、
最近はどんどん更新している。
ぼくも本当は刺激されてどんどん書くつもりだったのだが。
結局つもりのまま。
今日も金沢から「つばさ」14号が届いた。
特集名を見て、思わずのけぞってしまいそうだったが、
まあ、喜多さんならやりかねない。
それに黒瀬くんは、元中部短歌だから。

ということで、明日からしっかり書くという
宣言をするということで、
書いているわけではない。
多分、9月もあまり書けない気がする。
ネタはさらに増えてくるはずなのだが。


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「NHK短歌」9月号の外塚喬さんの連載、
「結社誌・同人誌の現在」に、
「灯船」第二号が紹介されている。
最後の一文はこう書かれている。

「三十年の歴史を刻んだ「棧橋」の後だけに、
比較されることもあるだろうが、活動を期待
したい。」

励ましのありがたい言葉です。
なお、今は年二回の刊行ですが、
「棧橋」と同じように、
年四回の刊行へと移行できるよう準備しています。
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同窓会

2016/08/12

刈谷高校の第28回生2名がわざわざ拙宅を訪ねてくれていた。
生憎不在。
9月24日の同窓会総会の件。
この日も生憎すでに予定が入っている。
28回生は、実はぼくが新任の時に教えた生徒たち。
いや、教えられたほうかな。
とにかく修行しましたね。
28回生は、学校群制度の第一期生でもあり、
さまざまな矛盾を感じつつ、
高校時代を送った生徒達なので、
感慨も一入ではある。
因みにぼくは刈谷高校21回生。
何と彼らと7歳しか違わないのだ。
多分、同窓会にぼくが出て28回生だと言っても、
疑われないのでは。
いや、甘いかな。
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ぞろ目

2016/08/10

今日はわが誕生日。
何と66歳。
ぞろ目だ。
まあ、とにかくここまで生きて来られたことに
感謝するしかない。
社会に対する不適応症候群に罹患している
と行ってもよいような人間が
ここまで何とかやって来られたのが不思議でならない。
以前この日記で紹介した高野さんの「君はへこたれないね。」
ということに尽きるかな。
とにかくへこたれなかった。
何遍でも痛い目には遭ってきましたが。
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プロフィール

Author:スズタケ
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