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「コスモス」1987年9月号には、
第34回コスモス賞が発表されている。
受賞者は河野裕子さん。
近藤雅夫氏との同時受賞。
河野さんは、前年に帰国したばかりだった。
ところで、この1987年という年は、
短歌史においては、実に重要な年である。
この年の5月に『サラダ記念日』が刊行され、
『サラダ記念日』フィーバーが始まるのである。
そういう年に河野さんがコスモス賞を受賞したことは、
今から考えると、短歌が大きく変化してゆく
その予兆の一つだったのかもしれないと思えてくる。
因みにこの号に掲載されている
小島ゆかりさんと松平盟子さんの歌を挙げてみる。
小島さんの歌。

・霧ふかき暁かへりこし夫の霧のにほひに抱かれにけり

松平さんの歌。

・たとふれば短歌などにかかづらはぬ夫の幸福はたまた不幸

それぞれ何か象徴的な歌のような気がする。
とにかく、
1987年は、
現代短歌史について考えるとき、
きわめて重要な年であることは間違いない。

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岡山へ

2020/02/09

早速松村さんからコメントをいただけました。
指摘の箇所は、以前読んでいるはずですが、
失念していました。
読み返してみます。
さて、河野さんがいつ岡山の安立さんのお住まいを訪ねたかですね。
たぶん、大会の後ではないかと思います。
大会は8月4日から6日です。
当然夏休み期間中ですので、
大会の際、安立さんと言葉を交わしたことがきっかけとなって、
一度訪問してみようと思いたったのてはないでしょうか。
それと、コスモスの場合、
大会の資料集の一つに、
大会参加者の住所録があったので、
河野さんは、その大会資料集の住所録を見て
安立家を目指したのでしょう。
交番に寄ったというのも納得できます。
となると、安立さんのほうで河野さんについて
何か触れたものがあるといいのですが、
それはなかなかむつかしいでしょうね。
「コスモス」のこの時期の作品に、
二人の出会いに関わるような歌が見つかるといいのですが。
まずはその探索をしてみようかと思います。
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『十二国記』3巻、4巻読了。

感想は一言に尽きる。

こうでなくっちゃ。

ところで、これで戴国の物語は終了となるが、
次はどの国の物語になるのだろうか。
といっても、また何年先になるか分からないのだが。

しばらくしたら、読み返してみよう。
人名が多すぎて整理できなかったので。
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喪中はがき

2019/11/06

11月に入って、喪中はがきが届きはじめた。
今日も一葉届いた。
差出し人に心あたりがなかったので、
どういうことなのかと思いつつ、読み始めておどろいた。
父親の名前が記してある。
高校、大学と長く親しくしていた友人の息子さんからの
はがきだった。
ある時期までは親しくつきあいをしていたが、
夫人を早く亡くして以降、途切れてしまっていた。
それが、今年の正月、自伝めいた文書を久しぶりに送ってくれたので、
感想等を書いて、すぐ返事をした。
しかし、その後、何の音さたもなかった。
このはがきによると、三月に亡くなっているので、
ぼくに文書を送ってくれた時期には、
かなり良くなかったのかもしれない。
昨年の夏、大学以来長く付き合ってきた友人が亡くなった。
また一人かつての友人が亡くなっていた。
生き残るというのは、
こういうことかと思わざるをえない。


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大会である方から、
「さつき」という雑誌の15号をいただいた。
大田区の区民講座参加者たちで立ち上げた
「さつき短歌会」という会の雑誌のようだ。
中を見て、
驚いたのなんの、
安宅夏夫の歌や文章が掲載されているではないか。
確かぼくが20代のころには、
石川県在住だったと記憶しているが、
その人が、今東京で地域の雑誌にものを書いているというのは、
もう驚くしかない。
歌集や詩集も何冊か出しているはずだ。
この雑誌には、
「物語「魔の山」」という題で文章を書いている。
登場するのが、深田久弥、室生犀星、佐藤春夫。
もちろんこの三方との出会いを書いているのである。
しかし、安宅夏夫の名を覚えている人は
どれくらいいるのだろうか。
懐かしい名前になってしまったのかもしれない。

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