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『前科者 1』を読み終えた。
コミックである。
主人公は、20代と思われる女性保護司。
保護司は国家公務員であるが、無報酬。
完全なボランティア。
裁判員裁判の裁判員でも報酬があるのに、
保護司にはないというのは、
どうにも理解できない。
それはいいとして、主人公は、
生計を維持するために、新聞配達とコンビニの店員をしている。
なぜ主人公がアルバイト生活をしているのに、
保護司の仕事を続けているのか。
その動機とか主人公の生い立ちについては、
この巻では触れられていない。
次巻以降語られるのだろうか。
第2巻は、確か今日発売だ。
さて、この巻では、結局保護司としては、失敗する。
つまり、担当した仮釈放の男がまたしても犯罪を起こしてしまう。
ただ、最後の最後で、
少し希望は見えたかなという気がする。

それにしても、こういう題材がコミックで描かれるということは、
コミックは侮れないなあとつくづく思う。
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荻原魚雷さんの「文壇高円寺」というブログを愛読している。
一番新しい更新の題が「冬の底」。
うーん、分かる。
ぼくもこの時季は、
本当に冬眠したくなる。
昨日かかりつけの医者に行って、
冬眠したいと行ったら、
看護師さんが、どこに冬眠するのと言われて困った。
確かに困る。
空調の効いた図書館の収蔵庫の隅に置かれた
ベッドで冬眠するのが、理想的だが、
ありえないよなあ。
ついつい妄想に入ってしまう。
とにかく寒いのは嫌だ、
早く冬の底を抜け出してほしい。

ところで、荻原さんは、
三重県鈴鹿の出身ということもあって、
親近感をもっている。

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佐伯一麦さんの新刊『麦の日記帖』を
遅ればせながら手に入れて読み始めている。
2010年から2018年までの
雑誌に連載された日記をまとめたものである。
ということは、震災の年も含まれている。
2011年の日記は、少し心を落ちつかせて読んだ。
ただすでに刊行した小説に書かれていることと
重なっているので、改めて被災の日々について、
これはという記述はなかった。
私小説の一つの宿命みたいなものかもしれない。
でも、厳密に言えば、私小説といえども小説であるので、
フィクションの領域はある。
それに対して日記は、日記と銘打った以上、
ノンフィクションの領域にあるだろう。
その領域の違いのなかに、
何か見付けたいというのが、
ぼくの変なこだわりである。

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今日購入した本は『本屋の新井』(講談社)。
著者は、新井見枝香。
東京都出身。1980年生まれ。

今日届いた歌集は『林立』(本阿弥書店)。
著者は、花山周子。
1980年、東京生まれ。

何という偶然。
そして、二冊とも、すごい本。

読書大好き人間のぼくにとって、
短歌大好き人間のぼくにとって、
この二冊の本は、
想像を超えた表現の世界にいる人による本だ。
でも、もちろん、
二冊とも読み応えのある本だ。
じっくり読もう。

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午前に久し振りに文化のみち二葉館を訪れた。
風媒社を起こした稲垣喜代志さんの展示がされていて、
18日までなので、今日しかないと思い、出かけた。
稲垣さんは昨年亡くなられたが、
ぼくは一度だけお会いして、お話をしたことがある。
しののめ短歌会の前任の講師の古島哲朗氏の
出版記念の会にいらっしゃっていたのだ。
風媒社の稲垣さんの名前だけは以前から知っていたので、
お会いしてお話ができたのは嬉しかった。
というのも、稲垣さんは、元々は刈谷の人なのである。
刈谷出身の人で、文化的活動をしている人はそう多くないので、
ぼくも記憶していたのだ。
ただ稲垣さんは刈谷の町が嫌いだったと思う。
でなくては、トヨタの暗部を描いた本を出すことはなかったと思う。
そうそう、展示のテーマは、
「反骨の編集者稲垣喜代志の眼差し」となっていた。
愛知県出身で反骨の代表と言えば、
杉浦民平だが、
風媒社が杉浦民平の本を多く出しているのも
むべなるかなと思った次第である。
展示を見たあと、館長さんと少し話をして、
午後の講義のある大学に向かった。
大学には12時過ぎに着いたが、いつもよりは少し早く着いた。

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