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今日購入した本は『本屋の新井』(講談社)。
著者は、新井見枝香。
東京都出身。1980年生まれ。

今日届いた歌集は『林立』(本阿弥書店)。
著者は、花山周子。
1980年、東京生まれ。

何という偶然。
そして、二冊とも、すごい本。

読書大好き人間のぼくにとって、
短歌大好き人間のぼくにとって、
この二冊の本は、
想像を超えた表現の世界にいる人による本だ。
でも、もちろん、
二冊とも読み応えのある本だ。
じっくり読もう。

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午前に久し振りに文化のみち二葉館を訪れた。
風媒社を起こした稲垣喜代志さんの展示がされていて、
18日までなので、今日しかないと思い、出かけた。
稲垣さんは昨年亡くなられたが、
ぼくは一度だけお会いして、お話をしたことがある。
しののめ短歌会の前任の講師の古島哲朗氏の
出版記念の会にいらっしゃっていたのだ。
風媒社の稲垣さんの名前だけは以前から知っていたので、
お会いしてお話ができたのは嬉しかった。
というのも、稲垣さんは、元々は刈谷の人なのである。
刈谷出身の人で、文化的活動をしている人はそう多くないので、
ぼくも記憶していたのだ。
ただ稲垣さんは刈谷の町が嫌いだったと思う。
でなくては、トヨタの暗部を描いた本を出すことはなかったと思う。
そうそう、展示のテーマは、
「反骨の編集者稲垣喜代志の眼差し」となっていた。
愛知県出身で反骨の代表と言えば、
杉浦民平だが、
風媒社が杉浦民平の本を多く出しているのも
むべなるかなと思った次第である。
展示を見たあと、館長さんと少し話をして、
午後の講義のある大学に向かった。
大学には12時過ぎに着いたが、いつもよりは少し早く着いた。

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「本の雑誌」10月号の坪内祐三の連載
「坪内祐三の読書日記」を読んでいたら、
最後の最後のところで、
とてもいい言葉に出会えた。
『ミュージック・ジャケット・ストリーズ』という本に掲載されている
インタビュー記事での
信藤三雄という方の発言。
以下、孫引き。

「最後に残るのは、誠実にやってきた人です。
特に今は、誠実さが軽んじられる世の中だから、
よけいに誠実な生き方が素晴らしいんだと
伝えたいですね。」

当たり前のことですが、
でも、誠実な人は今本当に少ないですね。
才能をあると思いこんで、
日々の些細なことには気にもとめない人が多い。
また、何かあると自分の事情を優先してしまう人も。

短歌の世界でも、意外に誠実な人は少ない。
でも、だからこそ誠実な人が目立つので、
こちらとしてはやりやすいなあとも思う。
つまり、誠実な人を大切にすればよいのだから。
そして、ぼくも何とか誠実に今できることをしたい。
生き残れるかな。
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高田郁の新刊『花だより』を読み終える。
サービス満点としか言いようのない一冊である。
「みをつくし料理帖」シリーズが完結した後、
ファンたちの続刊を望む声に応じた一冊である。
4編収められているが、
どれも、「みをつくし料理帖」ファンへのサービス精神
満載で、読んでいて本当に嬉しくなってくる。
読み終えたくない、でも、最後まで読んでしまいたいという
葛藤の末、読み終えてしまった。
最後の最後までサービス満点。
というより、最後のページまでサービス満点の一書である。
残念ながら、さらなる続刊はないということを
高田さんは、附録のインタビュー記事で述べている。
眼の手術もされるということだから、
5冊目まで刊行されている、もう一つのシリーズの続刊は
どうなるのだろう。
ひょっとして、年内は無理なのかもしれない。
それなら、この特別巻をまた繰り返し読むしかない。
それだけ読んで嬉しい一冊である。
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「週刊文春」5月31日号の「文春図書館」の
「私の読書日記」の担当は立花隆。
この文章の中で『スペクテイター』という雑誌の41号が
つげ義春の特集を組んでいることを紹介している。
初耳だが、これは何としてもこの未見の雑誌を
手に入れなくてはと決断する。
決断して、実行して、結果オーライではあったが、
そのことは置いておいて、
立花はこの文章で、
つげ義春本人とは話したことがないが、
奥さんの藤原マキさんのことはよく知っていると書いている。
なぜ知っているかと言うと、藤原さんが飲み屋を開く時に、
人に頼まれていろいろとアドバイスしたことがあるというのだ。
その当時立花は、新宿ゴールデン街で「ガルガンチュア立花」
というバーを経営していたというのである。
立花隆がバーの経営者だったというのも初耳。
ただこの文章の内容と、
つげ義春の年譜との記述が合っていない。
つげ義春の無名時代は、奥さんの藤原マキが飲食業に
関わって家庭を支えたということになるのだが、
どうもそのあたりが怪しい。
で、問題は『スペクテイター』という雑誌。
手に入れましたが、
とにかくとんでもない雑誌である。
この「スペクテイター」という名を持つ雑誌については、
これまで全くぼくのレーダーに捕捉されることがなかったのが不思議。
多分置いている書店が少ないのだろう。
しかし、ぼくは、この雑誌を
JR高島屋の旧館の三省堂で手に入れた。
店員さんに探してもらったら、
何とあるではないか。
三省堂を少し見直した。
雑誌の感想等については、後ほど。


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