余裕など

2011/10/31

今週は、淑徳も外大もお休み。
ということで、
ちょっと余裕があるようなないような。
実際は、余裕などあるわけはない。
まずは10日締切の「棧橋」の詠草を何とかしなくてはいけない。
前回は、どうもゼミのの飲み会で愚痴ったらしく、
夏休みあけに学生に、
「先生、12首詠めたの」と心配されてしまった。
今回は、そういう醜態をさらさないようにしなくては。
それ以外にも、
処理しなくてはいけないことが、山積している。
しかも、11月の土日はほとんど埋まっている。
うーん、恐ろしい。
そう言えば、
今日からコスモスの全国大会。
会場は広島。
講師は高野公彦さん。
今頃、高野さんの部屋で、
みなさん歓談というところかな。
安芸の宮島の紅葉が見頃のころかな。
参加したみなさん、
どうか満喫してきてください。
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朝からモーレツに忙しい。
まず東浦のイオンへ。
その後、蒲郡へ。
それから、刈谷市のオーケストラの定期演奏会へ。
開演の2時前には何とか間に合った。
娘も参加しているからやむをえず行ったというのが本音。
何せ音楽のことはからきし分からない。
4時過ぎに帰宅。
その後、またすぐにシャインズへ。
5時前に到着。
「森三郎生誕百年のつどい」の懇親会の会場に向かうが、
何せ早すぎた。
フロントに聞いたら、6時からとのこと。
当然誰もいないから、
ロビーでひたすら新聞を読む。
そもそも今日のこの会に
ぼくが参加することになったのは、
先週の日曜日に西村さんと話をしていて、
愛知淑徳大のS先生がこの会に出席されるというので、
ぼくも参加していいですかと伺ったところ、
どうぞということなので、参加することにした。
ところが、一体どういうメンバーが集まるのかということは
全くしらなかった。
5時過ぎには、次々に人がやってくる。
しかし、ほとんど面識のない人ばかり。
6時前になって西村さんが来られたので、一緒に会場に向かう。
会場の受付のところで、
やっとS先生にお会いすることができた。
これで淑徳のぼくの担当の先生のうち、
お二人に会えたことになる。
先週の火曜日には、
ひょんなことからN先生にもお会いできたので。
さて、出席者名簿を見て仰天。
市長、教育長、生涯学習部長、文化振興課長、図書館長、
あるいは県議、文化協会会長というお歴々が
そろっているではないか。
うーん、まいった。
しかし、今さら遅い。
幸い、隣が西村さんで、
向かいが長嶋さんだったので、少し安心した。
でも、何だかずっとかしこまるしかなかった。
何人かの方とお話できてよかったが、
それにしても、よくこれだけの人たちが集まったのかと驚くばかり。
他にも小峰書店の社長とか、風媒社の社長もいた。
とにかく、所期の目的は、
S先生にお会いすることだったから、
この目的は達成したからよしとしよう。
非常に気さくな方で安心したが、
それにしても、
とんでもない量の仕事を抱えているようなので、
他人事ながら心配になってしまった。
ということで、
何とか会を終えて帰宅できたのは、
9時半過ぎ。
「南極大陸」を娘が見ていた。



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今日は淑徳の日。
2限は、途中から小テストを行う。
学生の実力が分からないので、
問題も時間も手探り状態。
でも、提出されたものを読むと、
なかなか感触はいい。

3限の教室に向かう途中、
学生から声をかけられる。
「先生、刈北の先生ではないですか」と。
やはり、そうだったのだ。
いや、依然からこの学生を見たことがあるなあと思っていたのだ。
刈北では、三年間面倒を見てきた学年の一つ上だから、
直接には教えてはいない。
それなりにぼくは目立っていたのかもしれない。

3限の24首詠の批評会は、
揖斐川町の話題で盛り上がる。
というより、ぼくが盛り上がらせた。

帰りに、三省堂と東急ハンズによる。
三省堂では、
まず角川「短歌」11月号を購入。
角川短歌賞の発表。
受賞者は、愛知県の県立高校の3年生。
コスモスの人も、4人35編に入っていた。
選考座談会を読むと、
島田修三さんと米川千嘉子さんが押していた。
小島ゆかりさんは、あまり賛成していなかった。
もう一冊、
岩橋邦枝の『評伝 野上弥生子』を購入。
東急ハンズでは、
来年のカレンダーで、三ヶ月同時に見ることのできるものを購入。
それと手帳。

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政治学者の原武史さんの新刊
『震災と鉄道』(朝日新書 760円税別)を読んでいる。
原さんは、とことん「テッチャン」ですが、
その「テッチャン」が渾身を込めて書いたのが、
この本です。
とにかく面白い。
ほとんどぼくの知らないことばかり。
鉄道についてあまり知識のないぼくが、
次から次へと開示される圧倒的な知識に
快感を覚えてしまうのです。
知の喜び、
つまり知ることの喜びを
この本から味わうことができるのです。
それから、ただ面白いだけではなくて、
原さんには、志があるから、
余計にこちらも熱を入れて読んでしまうのです。
原さんの志が見事にあらわれているのが
次の個所です。

「4月26日、私は、いてもたってもいられなくなって、
東京を発ち、岩手県の被災地に向かいました。鉄道復旧
の支援と現地取材をかねて三陸鉄道に乗りに行くためで
す。私の手元には、三陸鉄道の宮古―小本間(片道)6
00円、本来は750円)の硬券切符(往路用)と車内
補充券(復路用)がまだ残っています。支援のために6
0万円分、1000枚を購入してきました。帰京後は、
大学や取材などで人に会うたびに、この切符を配って、
三陸鉄道支援の必要性を訴えました。」

どうです。まさに志があらわれているではありませんか。
ですから、このブログを読んだ方は、
ぜひこの本を買って読んでください。
そうすれば、この本の印税を
原さんはまた三陸鉄道支援のために使うと思います。
それから、原さんは、こんなことも書いています。

「誤解を恐れずに言えば、JR東日本の企業体質は、
東京電力と似ているところがあると思います。」

これは、ぼくもそう思います。
この本を読んでゆけば、
自然と東京電力の似た体質の
具体的な面が分かるはずです。
それから、リニア鉄道に反対しているのも、
ぼくは同感です。
なんであんなものを作って、自然を破壊しなくてはならないのか。
早ければいいという時代はもう過ぎ去ったのです。
ゆっくり車窓から日本を
眺める時代になったほうがよほどいいと思います。
リニアの計画が頓挫することを願ってやみません。



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忘れ物

2011/10/21

15日から16日まで、
中津川の短歌会の短歌大会に参加しました。
帰りは、中津川駅から、
高野公彦さんと一緒に
「しなの」に乗ったのですが、
何と傘をホームのベンチに置いてきてしまいました。
翌日、JR東海のホームページを見てみたら、
忘れ物などのコールセンターの電話番号が
明記してありましたので、
電話してみると、
詳細について尋ねられ、
中津川駅に問い合わせてくれました。
「そういうような傘があるとのことです」
と云われ、
後ほど中津川駅から電話がはいるので、
待つように云われました。
そして、数分後に電話があり、
着払いで送ってもらうことにした。
明後日には着きました。
3000円以上した傘なので、
何とか取り戻したいと思いましたが、
何とかうまくゆきました。
1000円の出費でしたが、
中津川まで行くことを考えれば安いものです。
行っていたら、3000円以上したから、
あまり意味がないですね。
それにしても、
こんなふうに忘れ物が元に戻る態勢が、
鉄道会社にあるのは
とてもすばらしいことです。
他の国では、こうはいかないのでは。



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「短歌現代」が12月号で終刊になるというので、
かつての読者としては、
死に水をとるつもりで、
まず10月号を購入。
全体の印象では、終刊になる雑誌とは思えなかった。
しかし、細かく見てゆくと、
確かにその気配はあちらこちらに漂っていた。
例えば、
「歌人日乗」の執筆者が目次にあった人物でないのには驚いた。
目次は、星野清という人。
でも、実際は、千々和久幸という人。
不思議なミス。
また、新刊歌集の宣伝が
ほとんどされていないという点も
ひどく気になった。
他の出版社だと、
新刊歌集の宣伝は丁寧にやっている。
それに比べて、
短歌新聞社はおざなりという感じがした。
終刊も必然だったのかなあと思えてきた。
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いろいろ

2011/10/12

四方田犬彦と石井睦美の往復書簡集
『再会と別離』(新潮社)を読み終える。
まさに「再会と別離」としか言いようがない。

「中央公論」11月号を購入。
かつての重厚な雑誌の面影は微塵もない。

松村正直さんのブログを読んでびっくり。
何と「短歌新聞」も「短歌現代」も12月号で終刊とのこと。
短歌新聞社も整理に入るとのこと。
経営者の高齢以外にもいろいろあるのかな。

ひがしはまねさんから、
6月の記事についてのコメントを
突然いただく。
いやあ、何だかとても嬉しい。

中日は今日ヤクルトに勝って、
マジック点灯。
それにしても、9回表に3点入れられるのは、
何ともはらはらどきどきで、
心臓によくない。
もちろん、ラジコで聞いていた。

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お勧め本

2011/10/07

昨日、外大の学生が、
本を読みたいのですが、
何かいい本を紹介していただけませんかというので、
玄田有史の『希望のつくり方』(岩波新書)を紹介した。
こういう時代に読むべき本かなと思う。
それで、この著者の玄田さんの話をしていたら、
驚いたことに、
隣にいた学生が
私、この人知っているというではないか。
えっと思ったら、
何と高校に講演に来ていたとのこと。
福井県の県立高校出身の学生だが、
玄田さんは、
全国を回っているのだということを
改めて認識した。
来月は、名古屋に来ますね。
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大江健三郎の新刊『読む人間』(集英社文庫)の巻末の
「読むこと学ぶこと、そして経験」を読んで、
驚いた。いや、正確に言えば、驚愕かな。
プロというものの凄さをどうしようもなく感じた。
驚いた個所を以下に引用するので、
ぼくがどうして驚いたかくみ取っていただきたい。

「実際の生活で、なにも読むものがないという事態が生じた場合、
私は、歌や俳句を思い出しては、自分にとって大切なものではあり
ながら、しかし当の自分によくわかっていない、そう常づね感じて
いる部分を検討します。たとえば、外国に行く飛行機で眠れないと
きなど。そしてそれまでよくわからなかったものを、たとえば学者
折口信夫の歌を(歌人としての名でいえば、釈迢空の歌を)、一晩
のうちに二首も三首もしっかり理解できたことがあります。それは、
まず最初に、この人の歌集を読んで、美しいと思ったものを、また
深いところがあってその深みによく入ってゆけないと思ったものを、
カードにとって覚えたことに始まります。これも私にとって読むと
いうことの基本です。」
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必要があって最近時々岡井さんの
『現代短歌入門』(講談社学術文庫)を読み返している。
読み返していて、思うのは、
結局現代短歌の問題は、
この本にすべて網羅されているなあということ。
別の言い方をすると、
この本を超える、
現代短歌についての理論的著作は
顕れなかったということ。
永田さんや三枝さんの本もあったが、
どうだろう、
この本に比べると、
内容は部分的としかいいようがないのでは。
そして、さらに別の言い方をすれば、
この本は、
今でも十分通用する内容を持っている。
だから、
「短歌研究」の評論賞も、
この本のレベルを超えるものでないと、
賞に価しないというくらいの、
要求水準があってもいいなと思う。

とにかくぼくは、
今だにこの本を読んで、
現代短歌についてあれこれ考えている。
そして、なるほどと感心してばかりいる。
実は、これって、
ぼくがもう随分退化してきたことの
証なのかなあ。
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