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1月27日

2012/01/29

夕刻、淑徳大学の星ヶ丘キャンパスで、
穂村弘さんの講演があるので出かける。
というより、ゼミの学生達に出なさいと言っておいて、
出ないというのもありえないので。
会場に着くと、何とわがゼミの学生達が
あちこちで活躍しているではないか。
エスカレータの下で、
穂村さんの出迎えをしていたのもわがゼミの学生だった。
穂村さんは、ぼくと同じ地下鉄に乗っていたようだ。
穂村さんはもともと名古屋の中学、高校に通っていたから、
土地勘はあるわけだ。
しかし、穂村さんのイメージでは、
淑徳大学は、女子大、しかもお嬢さん大学というものだったから、
どうも共学の淑徳というイメージには違和感があるようだった。

声をかけていたコスモスの人や、
知多地区の学校の先生と生徒も来ていた。

講演は、1時間程度で、後は質疑応答。
何人か人が絡んでいたという感じ。
絡みやすいタイプ。
でも、穂村さんの答えは、
がんばるしかないよね。
穂村さんの受け答えを聞いていて、
穂村さんは、テレフォン人生相談に向いているなあと思った。
懇親会でこの話題を提供したが、
穂村さんは、そういうものの存在も知らなかったようだ。
ところが、この話題に清水良典さんが食いついてきて、
荒川洋治さんの話題になった。
荒川さんは、テレフォン人生相談をやっていたようだ。
荒川さんは、今は、淑徳では、大学院の授業しか持っていないとのこと。
学部の担当もしていたが、
学生が集まらなかったようだ。
レベルが高すぎたのかな。

懇親会は、近くの居酒屋。
森井マミス先生が利用しているところなのかな。
予定より少し遅れて始まる。
穂村さんと大学の教員が6名、学生が7、8名。
和やかに、和気藹々と続いた。
穂村さんは途中で帰る。
ぼくも終わりそうもないので、
9時半過ぎには出る。
明日、
中日歌人会の重要な行事があるので、
遅くまでいられない。





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1月22日

2012/01/23

名古屋市短歌会館短歌大会の表彰式と記念講演会に出かける。
午後1時より。
もう5回目だから、表彰式もすんなり終わる。
表彰された人の中には、高校生もいる。
高校生の表彰は初めて。こんな歌。

・最後まで使い切れない鉛筆の数だけ君への想いがつもる

因みに中部日本歌人会賞は、高校の先生。
こんな歌。

・雲間より光漏れ来る階梯を上らばジャックの夢に会へるか

記念講演は、倉地亮子さんの
「中日歌人会と女流歌人」と題する講演。
どなたが登場するのかと思っていたが、
青木穣子さんと、春日井政子さん、山崎芳江さんについて
話された。
青木さんは、名古屋市短歌会館の建物を
名古屋市に寄贈された方。
蔵書の一部は、短歌会館にもあるが、
鶴舞図書館に大切なものは寄贈されたようだ。
春日井さんは、春日井建さんのご母堂。
山崎さんについては、ぼくは何も知らなかったが、
倉地さんのお話を聞いて、
なかなかの人物であることが分かった。

講演後は、素直に帰る。
水鳥さんが送ってくれたので、
随分早く着いた。
やはり車は便利だとつくづく思う。
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1月20日

2012/01/21

中日歌人会の用事で名古屋へ。
用事の前に、
久しぶりにパルコの中の本屋、リブロへ行く。
ここの品揃えはちょっと変わっている。
三省堂やジュンク堂には置いてない本がある。
ということで、そちらの棚に行き、
2冊買ってしまった。
一冊は、浅生ハルミンの『三時のわたし』(本の雑誌社)。
帯には、

おかしくて少しフシギな日常を
イラストと文章で記録した
一年間の「午後三時日記」

と書いてある。

もう一冊は蝦名則の『えびな書店 店主の記』(四月と十月文庫 港の人)
ぼくの好きな古本屋の主人の書き物。
出版元が「港の人」というものが驚き。
光森裕樹さんの歌集を出したところだ。
あと1冊、文庫本を買う。
小川洋子さんの『みんなの図書室』(PHP文芸文庫)。
こんな文庫があるなんて知らなかった。
放送原稿を本にしたもの。
小説などの紹介なのだが、なぜか面白い。
読んでいないものは、読みたくなる。

用事はすぐに終わる。
物事というものが一筋縄でいかないことを
思い知りつつ帰途に着く。

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1月19日

2012/01/21

名古屋外大の授業も今日が最終。
3限のクラスの学生は、16人中、
5,6人は、来年度留学予定とのこと。
早い者は、4月に発つという。
4限のクラスでは、
1人が退学して、アメリカで勉強すると言い、
もう1人は、休学して専門学校へ行くという。
1年間大学で勉強して、
何とか自分の目指すものが見えてきたので、
進路変更したということなのだろうか。
まあ、自分探しの旅は始まったばかりかな。


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1月17日

2012/01/17

淑徳は今日が最後。
2限目は、穂村さんの歌について話す。
1月27日の講演会の宣伝も兼ねて。
課題の提出状況が悪いが、
どうやらみんなメールで送るようにしたようだ。
メールのほうは締切を遅くしたので。
3限は、一年の総括と来年度に向けての説明。

帰りに中日新聞社に寄る。

さらに駅前のジュンク堂に寄る。
久しぶり。
小西甚一の『日本文学史』(講談社学術文庫)を購入。
解説をドナルド・キーンが書いているから。
どうやら、ドナルド・キーンブームらしくて、
あちこちの本屋で、
フェアみたいなものを行っている。
と言っても小規模だが。

今日は朝から晴れていたので、
気分がいい。
昨日も一昨日も曇りで、
気温も低く、冬の一番嫌な天気だ。
でも、贅沢かな。
青森では、今年はかなりの積雪らしい。

そうそう、締切のあった原稿は昨日中に仕上げる。
しかし、また次の締切が来る。
一番手強いものの締切は、
2月10日だ。
さて、どうなることやら。
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1月15日

2012/01/15

昔は、今日が成人式だった。
だから、どうも変な感じがする。

今日は、センター試験の二日目。
こういう入試制度は早くなくならないかといつも思う。
学問の世界に生きようと人間が
どんどん減ってゆく気がする。
そう云えば、昨日
8時台のNHKニュースの
地域のニュースを見ていたら、
センター試験の会場の名古屋大学が
出てきたが、
教室の風景になったところで、
あれっ、刈谷高校の制服と刈谷北高校の制服が見えるではないか。
もちろんセーラー服。でないと分からない。
同じ会場なんだと驚く。
後ろからの映像だから、
残念ながら誰かは分からない。

午後は、愛知支部の歌会で、出席しようと思っていたが、
年末締切の原稿を何とか今日にしてもらったので、
欠席して、ひたすら原稿を書いていた。
何とか夕刻までには、できあがり、送信する。
しかし、他にも締切間際の原稿があって、
本当はこうしてのんきに
ブログを書いていてはいけないのだ。

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1月11日

2012/01/11

午後、名古屋へ。
中日歌人会関係の用事をこなすため。
まず、中日新聞社へ。
それから、ルブラ王山へ。
倉地さん、吉田さんと待ち合わせていたが、
二人とも予定時刻より早く来られたので、
その後の打ち合わせは、スムーズにできた。
打ち合わせ後は、
喫茶スペースで、しばし歓談。
相変わらず、吉田さんから、
ぼくがえっという話題がいくつか出される。
しばらく前に驚いたのは、
吉田さんが、コスモスの村井博さんに
数学を教えていただいていたということ。
明和高校でのことだそうだ。
ぼくは村井さんが明和高校にいらっしゃったことすら知らなかった。

ルブラに行く前に、
池下のツタヤに寄ったのが運の尽き。
多分ないなと思っていた本がある。
あれば買うしかない。
文庫本なのだが、
創元推理文庫だから高い。
しかも2冊。
イギリスの新鋭女性作家の本。
舞台になるところに興味があって読みたかったのだ。
ということで、思いがけなく散財。
昨日は、淑徳の日で名古屋に出たが、
あえて本屋には寄らなかったのに、
結局こういう羽目になる。
ああ、わが筍は伸びるばかりだなあ。
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新年の抱負

2012/01/09

新年の抱負なるものについて、
ようやく考えることができるようになった。
最近は、こういう場には、
制約のかかる記事は書かなかったが、
今年は、自分を叱咤するためにも
書いておこうと思う。
まず、書斎と書庫の本の整理。
とにかくどちらにも平積みの本が
どんどん背丈を伸ばしているので、
何としても、この筍は、収穫したい。
古本屋や新古書店か、どちらかで
収穫を得られればと思う。
次に、最低でも200枚を越すと思われる原稿の
続きを何とか書きあげたい。
今のところ、60枚強は書けているはずだ。
もう一つあるが、
これはここには書けないので、
心ある方には、
こちらから連絡したいと思っている。
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1月6日

2012/01/06

やっと今年初めて書くことができる。
まさに書き初めである。
昨日までずっと締切のある仕事に追われていた。
短歌の仕事とそれ以外の仕事の両方の板挟み状態で、
なかなかしんどかった。
ただ去年のこの時期は、胃腸風邪でふらふら状態であったが、
今年はそんなことはない。
が、まだ締切のある仕事がある。
共に15日が締切。
果たしてどうなることやら。

今日から高野さんのラジオ放送が始まる。
ラジオ第2放送で、午後8時30分から。
「北原白秋 うたと言葉と」という題で、
北原白秋の短歌と詩について語るというもの。
NHKもなかなかやるじゃないかというのが
偽らないぼくの気持ち。
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