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2月28日

2013/02/28

毎日文化センター。
佐伯裕子さんの第7歌集『流れ』の歌を紹介。
巻末近くの大震災に関わる歌を中心に。

帰りに駅前のジュンク堂で、
佐伯一麦の新刊『還れぬ家』を購入。
二冊しかおいてなかった。
最低5冊は置いてほしい。
まあ、名古屋の読者の責任かな。

帰ると、関口ひろみさんの第3歌集『ゆふさり』が届いている。
今回もひらがなだけの歌集名。
第2歌集の『ふたり』という題は、どうもという感じだったが、
今回はいいですね。
しかし、関口さんも50代なんだ。

夕刻、ゲラが届く。
意外に早い。
何とか3月の前半で終えたい。
というより2校までを3月中に終えたい。
ちょっと無理かな。
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コスモスの大松達知さんが長く
連日更新してきたブログが、
明日から不定期更新になるとのこと。
残念だが、やむをえない。
とにかく一日も休まないというのは、
とんでもないプレッシャーになる。
多くの歌人が断念してきた中で、
大松さんは、よくここまで続けてきたものだと
ぼくは慰労の言葉をかけてあげたい。
それで、
ぼくのほうはどうかというと、
もちろん、相も変わらずの
グズグズ更新で
これからも続けていくつもり。
とは言っても、
これもあくまで「つもり」なので
どうなることやら。
松村さんや福士さんが
頑張っているうちは、
何とかグズグズ更新を続けたいものです。
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礼状

2013/02/27

今日、福岡の大野展男さんから礼状をいただく。
あれっと思いましたが、
文面を読んで分かりました。
ぼくがコスモス創刊60周年第一記念号に書いた
「コスモスの歌風」と題する評論で、
「コスモス」創刊号掲載の大野さんの歌を
取り上げたことへの礼状でした。
6頁分書きましたが、
とにかくコスモスの60年をたどるのですから、
大変な作業でした。
でも、こうして礼状をいただけると
嬉しいですね。
書いた甲斐があったなあとつくづくと思います。
大野さんの歌は、こんな歌です。

・晩餐ののちの灯りをひくく下げ寡黙にて妻がひとの毛糸編む

まさに戦後まもない頃の歌です。
でも、「妻が」は新しい感じがします。
とにかく60年という歳月の重さを
感じてやみません。
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「鱧と水仙」第40号が届く。
年2回の発行だから、創刊から20年になる。
20年間、一度の遅滞もなく刊行されてきたのだから、すごい。
「棧橋」は来年には、創刊30年を迎える。
「棧橋」も一度の遅滞もなく113号まで刊行されている。
巻頭は、黒瀬珂瀾くんの「水を送る」30首。
原発災害に関わる歌である。
黒瀬くんについては、懐かしい思い出がある。
かつて、「棧橋」の会と「鱧と水仙」を刊行する籔の会とが、
合同の歌会を開いたことがある。
その歌会の夜、
黒瀬くんが香川ヒサさんに
籔の会への入会を直談判をした。
これがなかなかしぶとくて、
結局、香川さんが根負けしたという感じだった。
でも、記憶が怪しい。
それとも、香川さんが、
黒瀬くんにああだこうだ言うなら入ったらと言ったのかもしれない。
とにかく、黒瀬くんが籔の会に入るきっかけは、
その合同歌会の夜であることは間違いない。
それにしても、何と歳月の過ぎ去ることのはやいこと。
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サービス

2013/02/25

昨日は、「棧橋」113号の批評会。
名古屋7時4分ののぞみに乗る。
東京到着は、8時40分過ぎ。
批評会は、10時30分。
いくら何でも早すぎる。
ということで、いつも地下街の千疋屋に行くことにしている。
千疋屋で600円のサンドウィッチセットをたのむ。
当然、冷たい水と紙おしぼりが出てくる。
そして、暫くして注文したものが置かれる。
ここまではいつもと同じだった。
ここからが驚き。
サンドウィッチを食べていたら、
なんと少しぬるめの湯の入ったコップが置かれたのだ。
一瞬何事が起こったのか分からなかったが、
「お薬用に」と言われて合点。
そうだ、少し頭が痛いから、
頭痛薬を飲もうとテーブルに置いておいたのだ。
それを確認して彼女は、
頃合いを見計らってねるい湯を出してくれたのだ。
うーん、感嘆。
これぞサービス。
普通の店では、こんな面倒臭いことはしない。
水で飲めばいいのだ。
思わず、千疋屋で贈答品を買おうかと思ってしまった。
とにかく、素晴らしいサービスだ。
千疋屋、万歳。

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2月22日

2013/02/22

きょうはよく働いた。
3時過ぎまでずっと中日歌人会の仕事を続けた。
別に勤勉ではなくて、
溜まっていた事務的作業を何とかこなしたに過ぎない。
まだまだ課題はあるが、
そちらは全く手を付けていない。

大橋弘さんの第2歌集『used』(六花書林)が届く。
一言で言えば、実にシンプル。
かなり意図的なシンプル。
だから、あとがきの類は一切ない。
住所も記されていない。
代わりに、
ツィッターのアカウントが記されているだけ。
カバーの写真は、大橋さんによるもの。
ただ歌の方は、シンプルではない。
手強い。
例えば、こんな歌。

・まねきねこおまえの舌にからまってひからびて死ぬ夜明けの風が

・ビザンチン帝国が好き秋の朝のみなもに浮かぶ光のように

意図的にはぐらかしている歌が並ぶ。
読むのは手強いですな。

思いだして、宮英子さんの歌集の注文をする。
すっかり忘れていた。

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冬眠中

2013/02/21

更新できない。
理由は寒いから。
この部屋は寒い。
今の温度が13.5度。
一応暖房は入れてある。
小さな電熱ヒーター。
ということで、寒くて、
この部屋に30分以上は無理。
最高気温が10度を超すようになったら、
しっかり書きます。
それまでは、冬眠。
なかなか嬉しいこともいくつかあるのですが、
まだ書けない。
書いていいような気もするし、
まだ早いかなという気もするし。
しばらくしたら、
こういうことも書きます。
そうそう、「桟橋」の批評会の予習もしなくては。
24日です。
そう、東京マラソンの日です。
とにかくしなくてはいけないこともたくさんあって、
一日は24時間、
昼寝も必要だし、
とにかく時間がないですね。
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『歌日和』

2013/02/08

大森益雄さんの第三歌集。
年齢的にはぼくより少し上。
まあ、ほとんど同世代。
ということで、歌の内容はとてもよく分かる。
同世代の強み。
でも、分かりすぎるのも何だかという気はしますが。
こんな歌があります。

・『天平の水煙』といふ高みへし枝折りを挟みつつのぼりゆく

『天平の水煙』は高野さんの歌集。
「高み」という表現にびっくり。
でも「高み」なのかなあ。
次の歌は、
そう言われればそうかなあという歌。

・短歌とはわが自画像の一刷けきのふ一刷けけふも一刷け

ぼくの場合は、
しかし、「きのふ」「けふ」と続かないこと。
困ったものです。
締切に支えられていると言っても
過言ではありません。
ああ。
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2月5日

2013/02/06

今日は短歌ゼミの打ち上げ。
今回が三回目になるが、
これが最後になるのかな。
名古屋駅の金の時計前に、
17時45分集合。
何とぼくが最後から二番目。
最後は、当然幹事役のKさん。
でも、今日は、数分遅れただけ。
今回はさすがに欠席ゼロ。
会場は、名古屋駅前の「だいぶつころころ」という
不思議な名称の店。
中に入ると、迷路のようになっている。
方向音痴の人は絶対に迷子になるなという所。
あちこち迷路をさまよううちに、
大仏の像があらわれ、
その下をくぐったところに部屋があった。
料理は、昔懐かしいものばかり。
何と焼いた鯖が出てきた。
まるで我が家の夕食みたい。
二時間半ほど楽しく過ごした。
ライチ麦酒などという不思議な麦酒を飲んだが、
後悔の一言に尽きる。
何とサプライズもあって、
学生諸君から、日本酒をいただいた。
何と「八海山」は「八海山」でも、
「しぼりたて原酒」の「越後で候」。
「八海山」は知っていたが、
こんなお酒があるとは知らなかった。
12月のみの限定販売ということが、
ホームページに書いてある。
ということは、そう簡単には手に入らないだろう。
それにしても、こういうことに詳しい学生が
いることに驚いた。
ただ、ぼくが抜けていて、
「八海山」が魚沼のお酒ということに
気付いていなかった。
気付いていれば、
ちゃんと宮柊二先生の故郷のお酒だ
ということを学生たちに語ることができたのに。
本当に残念無念。
9時前に、名古屋駅で解散。
三重や岐阜の人は、
この時間に名古屋を出ても、
着くのは11時過ぎになる。
遠くから4年間、通ってきたのだ。
本当にご苦労様としか言いようがない。

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