一首のものがたり
2013/11/29
東京新聞の文化部の加古陽治さんが、月に1回程度「中日新聞」の
夕刊の文化欄に「一首のものがたり」という短歌に関わるエッセイ
を書いているが、11月27日の「中日新聞」の夕刊 を見てびっ
くりした。
最初は、今月は誰を取り上げたのかなと思って、読も
うとしたのだが、何とわがコスモスの桑原正紀さんと奥様の房子
さんをとりあげられているではないか。
題して「倒れた妻へのラブレター」。
とりあげた一首は次の歌。
・夕焼けに照らされてゐる妻の顔まぎれなくいま生きてかがやく
慌ててひたすら真剣に読み通した。実にありがたい内容だった。
奥様が東京の私立北豊島中学・高校の校長職であったときに、
脳動脈流破裂で倒れてしまう。
その後の桑原さんの献身的な介護について述べ、また奥様が
倒れるまで現場の教師としていかに生きてきたのかを掘り下げて
書き、非常に感動的な内容になっている。桑原さん本人、奥様以
外に、教え子の方まで取材して丁寧に書いているのは実に嬉しい。
とことん生徒に教師として向き合ってきた房子さん、ひたすら奥
様の看護、介護に努めた桑原さん、それぞれを本当に心を込めて
書いている。
加古さん、いい仕事をしたなあとつくづく思う。
コスモスの仲間達にぜひ読んでもらいたい。
夕刊の文化欄に「一首のものがたり」という短歌に関わるエッセイ
を書いているが、11月27日の「中日新聞」の夕刊 を見てびっ
くりした。
最初は、今月は誰を取り上げたのかなと思って、読も
うとしたのだが、何とわがコスモスの桑原正紀さんと奥様の房子
さんをとりあげられているではないか。
題して「倒れた妻へのラブレター」。
とりあげた一首は次の歌。
・夕焼けに照らされてゐる妻の顔まぎれなくいま生きてかがやく
慌ててひたすら真剣に読み通した。実にありがたい内容だった。
奥様が東京の私立北豊島中学・高校の校長職であったときに、
脳動脈流破裂で倒れてしまう。
その後の桑原さんの献身的な介護について述べ、また奥様が
倒れるまで現場の教師としていかに生きてきたのかを掘り下げて
書き、非常に感動的な内容になっている。桑原さん本人、奥様以
外に、教え子の方まで取材して丁寧に書いているのは実に嬉しい。
とことん生徒に教師として向き合ってきた房子さん、ひたすら奥
様の看護、介護に努めた桑原さん、それぞれを本当に心を込めて
書いている。
加古さん、いい仕事をしたなあとつくづく思う。
コスモスの仲間達にぜひ読んでもらいたい。