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はや半年が

2014/06/30

はや半年が過ぎ去る。
まさに光陰矢のごとし。
それにしても、どうも更新が鈍りがち。
パソコンは絶好調なのだが、
こちらの気力が湧いてこない。
こない時には無理をしないのが原則。
気力の湧いてこない理由を考えているが、
別段これという理由は浮かばない。
ただ思うのは、
今していることは、
ほとんど継続で新規の仕事がないのが、
一つの理由かなと思う。
継続の仕事は、どうも無難にやればいいという
保守的な発想に押されがち。
何か新規の仕事をしようとすれば、
わくわくしてくるが、
そのわくわく感がないなあ。
やはり「無難にやればいい」というところから、
まず抜け出る必要があるかな。
とは言っても新規の仕事はあるにはある。
でも、ぼくが望んだわけではなく、
降ってきたものだから、
やはりわくわく感は今のところはない。
でも、実際に始まったら、
わくわく感に満たされるかもしれない。
そういう可能性に期待してみよう。
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今日の新聞

2014/06/29

今日の「日経」の文化欄のエッセイは、
小説家の佐藤洋二郎が書いている。
タイトルは「敵は女子会」。
佐藤は、ぼくより一歳上なので、
以前から気になってはいたが、
小説を読んだことはない。
時折エッセイを読むくらいだ。
今日のエッセイは、少し身にしむ内容があったので、
紹介する。

「いずれにせよ、歳と共に波風の少ない生活になって
きたが、人生は案外とあっけない。多くのつらさや哀し
さの中に、ほんのわずかな愉しみや喜びの光明を見
出して、また苦衷の道を歩くのが、わたしたちの人生
ではないか。それには辛抱も忍耐も必要なのだ。」

こういうことが少しずつ分かりはじめて、ぼくたちは、
老いというものに親しんでゆくのかなと思う。

「朝日」の読書頁のなかにある「著者に会いたい」は、
何と大島一洋さんだった。
もちろん面識はない。
しかしよく知っている人だ。
大島史洋さんのお兄さんだ。
ご両親の介護のために実家のある
中津川に戻っているということは知っていた。
今回その介護についての本を出されたのだ。
題はそのものずばりの『介護はつらい』。
写真も掲載されているが、
史洋さんとはにていない感じ。
記事を読んでいて、一度手に入れて読んでみたくなった。

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貧困旅行記

2014/06/18

午後から名古屋市短歌会館で勉強会。
その後、伏見駅までの連絡通路にある古本屋に寄る。
今まで素通りしていたので、
今日はじっくり眺める。
眺めれば、当然買うことになる。
新潮文庫を2冊買う。
一冊は、つげ義春の
『新版 貧困旅行記』。
帰りの車内でパラパラと見ていて、
二つのことに驚いた。
一つは、名取市の閖上の写真があったこと。
昭和50年の3月につげが撮影したもの。
当然、この写真に映っている家々は、
あの震災で悉く流されてしまったのだが。
もう一つは、こんな誤植が273頁にあったこと。

子供へのサービスに伊那上野の忍者屋敷を見に行くが、
まったくの子供だまし。

「伊那上野」という誤植が文庫になっても残るというのは、
いくら何でもという気がする。
ひょっとして確信犯なのだろうか。
もちろん、つげさんが。

ところで、
名古屋市短歌会館を出る時に、
会館の方に、
昨日から募集を始めた「夏の短歌塾」の
申し込み状況を聞いたところ、
なんとなんと、
8月3日も10日も、
もう30名前後の応募者があるとのこと。
定員45名だから、
二日間で三分の二が埋まってしまったということになる。
これは大変なことになってしまった。
会館の方は、
これは嬉しい悲鳴ですよと言っていた。



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「しんぺんこまし」5号が届いた。
特集は「飼っているもの」。
片山くんのエッセイが面白かった。
イラストはなかなかのものだと認めていたが、
文章もいいではないか。
題は「バルサン」。
そして、飼っているのはハムスター。
ということになれば、
結果がどうなるかは分かるのだが、
それは読んでのお楽しみ。
片山くんには、
これからもこういうエッセイを書いてもらいたい。
とにかくいい味がある。
それから、
東口さんの「思ひ出の教科書」も面白い。
これは誰しも身に覚えがあると思うが、
作者の顔写真に落書きをする。
その落書きをした顔写真も
載せてある。
誰なのか見当のつくのもあるが、
これはいったい誰なんだろうというのもある。
すごいのは、
やはり宮沢賢治かな。
多分、賢治ファンは激怒するだろう。
それから、
今回は「べつさつ こまし」第犬号という付録めいたものも
付いてきた。
こちらは、犬の話題だけのようだ。
まあ、犬を飼っている人が一番多いから、
原稿もたくさん集まったのだろう。
とにかく「しんぺんこまし」は、
実に愉快な雑誌だ。
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原稿依頼

2014/06/03

今日「しんぺんこまし」の編集担当の一人のHくんから、
原稿依頼のメールが届く。
7月号は、漫画で特集を組むということで、
ぼくにも書いてほしいとのこと。
短歌について書いてほしいと言われたら、
ちょっと考えるが、
漫画ならもう文句なし。
書きます。
ということで、快諾のメールを送る。
漫画論を書く気力はもうないが、
好きな漫画家について書くということなら、
喜んで書きたい。
何せ創刊号の「少年マガジン」や「少年サンデー」を
読んで、育ってきたのだから。
今でも夢に、
「マガジン」の創刊号を書店の店頭で手にしている場面が現れます。
実際に書店で平積みになった「マガジン」を手にとって、
奥へお金を払いに行ったことを今だに覚えています。
もちろん、どこの書店かも覚えています。
当然今は存在しませんが。

なお「しんぺんこまし」は、
以前書きましたが、
今年愛知淑徳大学を卒業した学生たちで
出しているノンジャンルマガジンですね。
月刊です。


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メモ

2014/06/02

こんなメモがあったので、ここに残しておきます。

自分が読んだ本が受賞すると嬉しい。
昨年読んだ本では
ぼくが一押しの『さようなら、オレンジ』(筑摩書房)が、
芥川賞候補にノミネートされるも受賞せず、
さらに本屋大賞にノミネートされるも受賞しなかったが、
第8回大江健三郎賞を受賞した。
これは嬉しいし、
さらにこの小説が翻訳されて海外で出版されれば、
さらに評価が高まると確信している。
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