「現代短歌新聞」1月号が届く。
高野さんの新作「残日」5首が掲載されている。
5首目の歌を読んで、
これはまた羨ましいと率直に思う。

・残日といふ語忘れよ鰹あり伊佐美、獺祭いづれを飲まむ

「伊佐美」は鹿児島の芋焼酎、
「獺祭」は岩国の日本酒。
どちらも美味しくて、人気。
よって手に入れにくい。
特に「獺祭」は。
でも、ぼくも明日は、
いただきものの「獺祭」を飲むつもり。
そのためにずっと我慢してきた。

今年もあと一日。
これといった収穫のない一年のようだった気がする。
でも、毎年こんなふうかな。
もう少しまとまった仕事をやらないといけないとは思うが、
生来の怠け癖が一向に抜けない。
困ったものだ。
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「シリーズ牧水賞の歌人たち」の9冊目として
栗木京子さんの本が出された。
編集担当は、吉川宏志さん。
「栗木京子さんへの質問」というコーナーがあって、
これが面白い。
もちろん質問するのは吉川さん。
好きな芸能人はという質問には、
「石坂浩二」と答えている。
しかも「相棒」に登場している甲斐峯秋の役を
挙げているのが嬉しい。
ぼくも「相棒」は絶対見逃さない。
映画もすべてみている。
元日のスペシャルも待ち遠しくてならない。
ということで、栗木さんが「相棒」ファンというのが嬉しい。
それから、落ち込んだ時には、
「ひとりでディズニーランドに遊びに行ったりして立ち直りを
図ります。」と答えている。
うーん「ひとりデイズニー」か。
何とも言えない。
それから、若い歌人への一言として、
第一歌集を出すのが早すぎると言っているのは
貴重な発言だ。
こんなことも言っている。

「第一歌集を出すまでの「短歌との蜜月の時間」を、
もっと慈しんでもらいたいです。」

同感です。
「慈しむ時間」がないから、
独りよがりの歌ばかりの歌集があふれてくるのだと思う。

ところで、アルバムの頁を見て驚く。
ぼくも映っている写真がある。
蒲郡で行われた現代歌人協会の短歌大会の折の写真。
高野さんもいるし、幸綱さんもいる。
ぼくは右端で傘を持っている。
2009年とあるので、
もうあれから5年も経ったのだとつくづく思う。
前の晩のホテル竹島での二次会では、
この写真のメンバーが現代歌人協会専用の
バーをつくろうなんてことを賑やかにしゃべっていたことを
懐かしく思い出す。

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昨日の夜は、
久しぶりに
今年の3月に卒業した淑徳の学生たちとの飲み会。
総勢8名。
6名は、レギュラーメンバー。
ゲストの2人は、国文科卒で、
一人は、院生で、もう一人は、なぜか晴耕雨読の生活をしている。
雨読のためだと思うが、
古本をしこたま鶴舞の古書店で買い込んできたとのこと。
それから、この二人は、
「しんぺんこまし」の編集もしている。
そもそもこのメンバーは、
「しんぺんこまし」の寄稿者が多い。
常連に近い人もいる。
Mくんは、遅れて到着。
TBSのオーディションを受けてきたとのこと。
合格したら困るという不思議なことを言っている。
一次会は、残念ながら2時間で追い出される。
全員で二次会へ。
グルメガイドなる方に、
二次会にはあまりふさわしからぬ飲食店に案内される。
料理も金額も特にどうということはなかったが、
なぜか落ち着けなかった。
その店を出た後、
隣の店を見たら、
何と新潟の料理と酒を飲ませる店。
こっちのほうがよかった。
入り口には、宮先生の歌にも出てくる
例の鮭がぶら下げてあるではないか。
年が明けたら、絶対行こうと決意してしまった。
10時半に、名古屋駅前で散会。
いつものごとく実に気持ちのよい飲み会であった。
飲む人はみんな酒に強いのだろう、
乱れる人は一人もいなかった。
そこがいいのだろう。

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「現代短歌」1月号の石川美南さんの
「歌壇時評」に「棧橋」終刊が取り上げられている。
実にありがたいことだ。
一同人雑誌の終刊が時評に取り上げられているという
ことは普通はありえない。
高野さんの「終刊の辞」で、
ヤング「棧橋」的な同人誌が誕生することを期待するという主旨の発言があるが、
そのことにも触れて、「今後の展開も楽しみだ。」
と書いている。
さて、どうなるのだろう。
ヤング「棧橋」は誕生するのか。
ぼくらロートルは静観を決め込むしかないかな。

なお、この号には、
高野さんの「ノマドのごとし」20首が掲載されてる。
それから奥村さんの「竹久夢二展」7首も掲載されている。
コスモスの中心的歌人の作品が
こうして掲載されていのもありがたいことだ。

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雑誌のこと

2014/12/09

「雅歌」61号。
先週届いたが、
何と「あとがき」は雨宮雅子さんが書いている。
ということは、この号の編集後に急逝されたのだろう。
来年4月の62号が追悼号となるという「お知らせ」が
記載されている。

「綱手」12月号。
一頁に田井安曇さんの訃報が掲載されている。

「去る十一月二日 午後四時二十五分
「綱手」主宰 田井安曇(テモテ 我妻泰)が帰天いたしました。」

洗礼名が記されているのには少し驚いた。
今後についての記載はない。
1月号で多分、今後の方針が示されるのではないかと思う。

「ES 風葬の谷」。
山田消児が「父は生きていた―新人賞選考委員の憂鬱」と題する
評論を書いている。
例の石井君の問題について、
かなり精緻に、しかも論点を明確にして書いている。
巻末に30号で終えるとある。
つまり来年の11月号が最終号。
また一つ同人誌が消える。

「立命短歌」第2号。
11月24日発行。
濱松くんが評論を二篇書いている。
読んでみよう。
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「うた新聞」12月号が届く。
「現代短歌2014 この1年を振り返る」という特集の
「今年の評論」を執筆した。
大森静佳さんが「梁」に連載している河野裕子論を
メインにして書いた。
以前、伊藤一彦さんとこの評論について少し話をしたが、
伊藤さんは、最初の原稿が届いた時に、
その量にびっくりされたという。
もちろん、量だけでなく、質においても、
極めて優れた評論であるので、取り上げた。

「今月のうたびと」は大松達知さんで、
「DFK」12首。
詠まれているのは、愛嬢。
活発なお子さんでかなり知恵がついてきた感じ。
それにしても「DFK」とは。
要するに符牒なのですが。
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期日前投票

2014/12/07

14日は「棧橋」の最後の批評会があることと、午前中は、
中津川で所用があるので、
今日期日前投票に行ってきた。
そんなに人は多くはないだろうと
高をくくっていたが、そんことはない。
次々にやってくる。
例年のこの時期と比べて随分寒いのに。
特に幼い子供を連れた家族連れが多いのに驚いた。
突然の選挙だから、
やはり予定がたててあって、
期日前投票に来るのだろう。
出口調査もやっていて、
最初は読売、次は朝日の調査を受けてしまった。

帰宅後はテレビ三昧。
「ダークスーツ」の斎藤工くんがいい。
もちろん、本当はテレビを見ている余裕はないのだが。
ついつい見てしまう。
何せ録画が簡単にできるから、
こういうことになるのだと言い訳をしておく。
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橄欖追放

2014/12/02

東郷雄二さんのホームページ「橄欖追放」で、
大松達知くんの『ゆりかごのうた』を取り上げている。
最後のところに歌を五首挙げて、
こんなことを書いている。

「はつなつの栞のやうにそつと来てわれを照らせり夜のカマスは
ゆふやみが濃闇となりてゆくころをあやめの立てり左打席に
みづいろの付箋を貼つてさざなみのやうに明日へとわたしを送る
ひとつひとつの卵に日付けシールあり孵るべき日にあらぬ日付なり
春の日のトンネル過ぎて振り返る吾子にもすでにすぎゆきのあり

 二首目は野球観戦の歌で、「あやめ」とは女優の強力彩芽に似ていると
評判の日本ハムファイータズ所属の谷口雄也選手のこと。最後の歌は
とりわけ心に響く。子供の誕生から一年が経過した頃の歌である。
トンネルが時間の喩であることは言うまでもない。 」

二首目の歌は、ぼくは何の歌か分からなかった。
この文を読んでようやく分かった。
東郷さんもロッテファンなのだろうか。
まあ、それはよいとして、
でも「強力彩芽」はまずい。
東郷さんは、アイドルは苦手なのか。
多分ケアレスミスでしょう。
もちろん「剛力彩芽」が正しい。
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初体験

2014/12/01

今日初めて、コンビニで注文した本を受け取る。
先日名古屋駅前の二つの大きな書店を回ったが、
置いてなかったので、
やむなくコンビニで受け取るのが、
一番確実で早いのではと決断して注文した。
注文したのは、
講談社文芸文庫の『日和山』。
佐伯一麦の2冊目となる自選短編集。
値段は文庫とは思えないほどなのだが、
巻末の年譜がしっかりしているので、
高い金額を払うだけの価値はある。
何と今年の3月まで年譜が掲載されている。
なぜか作家の年譜を読むのが好きだ。
趣味というのかな。

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