『ひとり居の記』
2016/02/29
川本三郎さんの『ひとり居の記』を読んでいる。
読み終えるのがもったいないので、
1日数頁しか読まない。
題名は「あとがき」に書いてあるが、
アメリカの作家メイ・サートンの『独り居の日記』に拠っている。
なぜかメイ・サートンのこの本はぼくの書架にもある。
もう一冊『わたしの愛する孤独』もある。
「まえがき」で、
出かけた先の地方紙の歌壇の欄の
歌が紹介されているのが嬉しい。
驚いたのは、
「荷風ゆかりの碧南市へ」という章で、
碧南市の藤井達吉現代美術館の企画展を見た後、
何と半田のホテルを確保して、
徒歩でそのホテルまで行ったというのだ。
碧南と半田の間には、衣浦湾がある。
もちろん、連絡船なんてない。
しかし、衣浦海底トンネルはある。
ぼくは地元みたいなものだから、
何回か車でこのトンルルを走ったことはある。
しかし、まさかこのトンネルを歩いて通りぬけるなんて、
誰も考えないはず。地元の人間なら。
結局、川本さんは、4時間かけて碧南から半田のホテル
まで行ったとのこと。
いやあ、すごい。
海底トンネルを歩いて通った
日本でただ一人の作家ではないかしら。
とにかく、読みどころ満載で、
読み終える日が来るのが恐ろしい。
読み終えるのがもったいないので、
1日数頁しか読まない。
題名は「あとがき」に書いてあるが、
アメリカの作家メイ・サートンの『独り居の日記』に拠っている。
なぜかメイ・サートンのこの本はぼくの書架にもある。
もう一冊『わたしの愛する孤独』もある。
「まえがき」で、
出かけた先の地方紙の歌壇の欄の
歌が紹介されているのが嬉しい。
驚いたのは、
「荷風ゆかりの碧南市へ」という章で、
碧南市の藤井達吉現代美術館の企画展を見た後、
何と半田のホテルを確保して、
徒歩でそのホテルまで行ったというのだ。
碧南と半田の間には、衣浦湾がある。
もちろん、連絡船なんてない。
しかし、衣浦海底トンネルはある。
ぼくは地元みたいなものだから、
何回か車でこのトンルルを走ったことはある。
しかし、まさかこのトンネルを歩いて通りぬけるなんて、
誰も考えないはず。地元の人間なら。
結局、川本さんは、4時間かけて碧南から半田のホテル
まで行ったとのこと。
いやあ、すごい。
海底トンネルを歩いて通った
日本でただ一人の作家ではないかしら。
とにかく、読みどころ満載で、
読み終える日が来るのが恐ろしい。