種明かし
2016/05/31
5月5日に「書きたいけど書けない」と書いた本のことですが、
北村薫さんの『うた合わせ』(新潮社)です。
とにかく、読んでいる歌集の量、
読み込んだ歌の数、どれを取っても、
脱帽しかありません。
歌人でも、これほど読んでいる人は、
そんなに多くはないと思います。
読み方は、
やはりミステリー作家にふさわしく
謎解き系の読みです。
そのせいか、
小島ゆかりさんや伊藤一彦さんの歌は、
一首も登場しません。
コスモスでは、
宮先生、田谷さん、杜澤さん、高野さん、桑原正紀さん、
そして大松くんの歌が「うた合わせ」の百首の歌として取られています。
とにかく刺激的な本です。
歌の読みについても考えさせられます。
ただ全面的に肯定するわけではなく、
こういう読み方もあるんだなあという点で
参考になるということです。
まあ、でも、歌人のみなさん、
どうぞ一度読んで、
ガツンとやられたほうがいいかもしれません。
自分の穴ばかり一生懸命掘っていても、
得られるものは、そんなにないでしょう。
北村薫さんの『うた合わせ』(新潮社)です。
とにかく、読んでいる歌集の量、
読み込んだ歌の数、どれを取っても、
脱帽しかありません。
歌人でも、これほど読んでいる人は、
そんなに多くはないと思います。
読み方は、
やはりミステリー作家にふさわしく
謎解き系の読みです。
そのせいか、
小島ゆかりさんや伊藤一彦さんの歌は、
一首も登場しません。
コスモスでは、
宮先生、田谷さん、杜澤さん、高野さん、桑原正紀さん、
そして大松くんの歌が「うた合わせ」の百首の歌として取られています。
とにかく刺激的な本です。
歌の読みについても考えさせられます。
ただ全面的に肯定するわけではなく、
こういう読み方もあるんだなあという点で
参考になるということです。
まあ、でも、歌人のみなさん、
どうぞ一度読んで、
ガツンとやられたほうがいいかもしれません。
自分の穴ばかり一生懸命掘っていても、
得られるものは、そんなにないでしょう。