同級会

2017/05/27

昨日、大学時代の仲間が集まった。
69年4月入学の静岡大学の人文学部甲1クラスの仲間。
つまり出会ってから50年近くになるわけだ。
今回は8名集まったが、
この8名の多くは、学生時代に根城となる下宿があり、
そこで議論をしたり、麻雀をしたりした仲間である。
それから、晩飯にみんなでカレーを作って食べていた。
あのころ食べたカレーは実に美味しかった。
8名の中の誰かが集まるぞと言うと、
その下宿に集合して一晩過ごす者もいたし、
ぼくのように必ず自分の下宿に帰る者もいた。
まあ、梁山泊みたいなものだった。
1月に安田講堂占拠した学生たちは排除されたが、
東大の入試はなかった。
まさに騒然としていた時期に大学に入ったものだから、
もちろん、静岡大学も教養部は、
バリケード封鎖されて、授業はなかった。
ちゃんとした授業が始まったのは、秋に入ってからだった。
まあ、とにかく波瀾万丈の日々が2年ほど続いた後、
このメンバーは、その下宿に屯するようになったのだ。
そのメンバーがこうして何年かに一度会うというのも、
奇跡的な感じがする。
この前は、6,7年前、豊橋で会った記憶がある。

今回、意外だったのは、
広島のほうのお寺の住職している者が、
何と朝日歌壇の愛読者だったこと。
常連の人の名前をどんどん挙げるから驚いた。
当人も時に投稿しているようだが、
残念ながら掲載されたことはないとのこと。
そろそろ掲載されるのではないかと思うので、
今後はじっくり朝日歌壇を読まなくてはいけない。



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昨日「コスモス」の6月号が届いた。
狩野一男さんの「選者小言」を読んで、びっくりした。
青柳秀忠さんの作品が届いたとのこと。
いったい何年ぶりだろう。
「棧橋」の仲間でもあったが、
開業医になってからは、仕事がかなり忙しくなったために、
短歌からは遠離っていたようだ。
さっそく作品を読む。
とてもいい歌だ。
全然ブランクを感じさせない。
これからの楽しみが一つ増えた。
その中から2首紹介する。
1首目が特に心に響いた。

・勇気なきとき見上げれば勇気湧くそんな感じに辛夷は白し
・幾たびか辞令を受けぬそのたびにいささか謙虚になりて励みき
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月に一回少人数で、
岩波文庫の『宮柊二歌集』を読んでいる。
今日は『藤棚の下の小室』の二回目。
来月には「朱鷺幻想」が詠まれた
昭和38年に入るなと思っていた。
それで、今日手に入れたばかりの
「歌壇」6月号の高野さんのインタビューの特別編を
読んでいてびっくり。
72頁下段8行目に、
えっという誤植。
こうなっています。

「宮先生の『時幻想』みたいな、」

多分テープ起こしをした方には「朱鷺幻想」という
作品は念頭になかったのでしょう。
何事も勉強ですが、
ちょっと残念な誤植でした。

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「夜泣き」創刊号がしばらくまえに届いた。
「しんぺんこまし」の編集メンバーが再結集して、
五年間、季刊で出すことにしたのだ。
「しんぺんこまし」は、愛知淑徳大学の文学部の
卒業生が中心になって出していた雑誌で、
メンバーが固定化されていたわけではなかったが、
「夜泣き」は、精鋭がうち揃って出すという
雰囲気がみなぎっている。
創刊号の頁数は、何と86頁。
手作りだから、すごい。
何と栞ヒモもついている。
限定80部。
ぼくのものは、「29」の数字あり。
ディレッタントが集まって、
こんな愉快な雑誌を出したんだと思う。
一見お遊び風に見えるが、
5年間でどんなイメージを提示できるようになるか、
楽しみだ。
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『山西省』

2017/05/11

5月8日の中日新聞夕刊の「大波小波」欄は嬉しかった。
題して「いま読みたい『山西省』」。
こんなふうに書いている。

「安保法制の際に危惧された、日本がアメリカの
戦争に巻き込まれる可能性は、今や極大に近づ
いている。
そんな今こそ読みたい一冊として、宮柊二の歌集
『山西省』がある。兵士として中国で戦った日々の
重い生の記録である。」

この後、三首を紹介し、さらに佐藤通雅さんの近著
『宮柊二『山西省』論』(柊書房)について述べている。
この本はとにかくすごい本だ。ありとあらゆる『山西省』
に関わる文献を読み込んで、歌集の成立、歌集の構成、
さらには一首ごとの読みにまで踏み込んで書いている。
コスモスは、もちろん多くの歌人にぜひとも読んでもらい
たい書である。
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