「合歓」84号
2019/04/30
「合歓」84号の久々湊さんのインタビューの相手は、
宮崎在住の志垣澄幸さん。
いろいろ興味深い話題が語られていて、楽しく読んだ。
志垣さんご自身もこのインタビューで語っているが、
国語教師として、吉川宏志さんを三年間教えたことは
よく知られている。
宮崎県立大宮高校に勤務されていたころとか。
このインタビューでそうだったのかと思わされたのが、
志垣さんを角川「短歌」の編集長をしていた冨士田元彦さんに
紹介したのが、塚本邦雄さんだったということ。
それで「短歌」の新鋭作家特集「青の騎手たち」の一人として
初めて「短歌」に作品を発表することができた。
この前岡井さんの『歳月の贈物』という歌集について
書いた時にも、塚本邦雄さんの手配について
触れたが、塚本さんは、あちこちで他の歌人達の面倒を見ていたようだ。
塚本さんの作品のことはずっと話題にされているが、
どうも人柄についてはあまり語られていないような気がする。
ぼくは、岡井さんが九州への逃避行ののち、
愛知県の国立病院の勤務医として、
復活を遂げていく過程で、
塚本さんはかなりいろいろ岡井さんの面倒を見ていたような気がする。
でも、岡井さんはそのことにはあまり触れていない気がする。
これは、ぼくの単なる思いこみなのだろうか。
ぼくはもう岡井さんについて、原稿として書くことはないが、
どなたかこういう領域で書いてほしいものだ。
宮崎在住の志垣澄幸さん。
いろいろ興味深い話題が語られていて、楽しく読んだ。
志垣さんご自身もこのインタビューで語っているが、
国語教師として、吉川宏志さんを三年間教えたことは
よく知られている。
宮崎県立大宮高校に勤務されていたころとか。
このインタビューでそうだったのかと思わされたのが、
志垣さんを角川「短歌」の編集長をしていた冨士田元彦さんに
紹介したのが、塚本邦雄さんだったということ。
それで「短歌」の新鋭作家特集「青の騎手たち」の一人として
初めて「短歌」に作品を発表することができた。
この前岡井さんの『歳月の贈物』という歌集について
書いた時にも、塚本邦雄さんの手配について
触れたが、塚本さんは、あちこちで他の歌人達の面倒を見ていたようだ。
塚本さんの作品のことはずっと話題にされているが、
どうも人柄についてはあまり語られていないような気がする。
ぼくは、岡井さんが九州への逃避行ののち、
愛知県の国立病院の勤務医として、
復活を遂げていく過程で、
塚本さんはかなりいろいろ岡井さんの面倒を見ていたような気がする。
でも、岡井さんはそのことにはあまり触れていない気がする。
これは、ぼくの単なる思いこみなのだろうか。
ぼくはもう岡井さんについて、原稿として書くことはないが、
どなたかこういう領域で書いてほしいものだ。