『神保町「ガロ編集室」界隈』
2021/02/24
ちくま文庫の新刊で『神保町「ガロ編集室」界隈』が出されることを知り早速手に入れた。
著者は高野慎三である。
かつて「ガロ」の編集にたずさわっていた。
高校生時代「ガロ」を読んでいたが、
そんなに熱心な読者ではなかった。
ただ今にして思うと、非常に残念なことをしてしまったとつくづく思う。
つげ義春の初出が掲載されている「ガロ」も持っていたのだが、
みんな処分してしまった。
一冊でも残しておけばと今更ながらに思う。
本当に後の祭りというしかない。
ところで、この本を手に入れた一番の理由は、
つげ義春の息子さんの正助くんが、
巻末の高野との対談に登場しているからである。
正助くんについては、母親の藤原マキさんの日記でしか
知ることはなかった。
今回正助くんの発言を読んで、
つげ義春やマキさんと比べて
ずいぶんしっかりした大人なんだと感心してしまった。
要するに先入観があったから、いけなかったのだ。
つげ義春の近況についても語っているので、
つげ義春ファンの方は、必読だと思います。
ただし、残念ながら、
新作を描くということはなさそうです。
著者は高野慎三である。
かつて「ガロ」の編集にたずさわっていた。
高校生時代「ガロ」を読んでいたが、
そんなに熱心な読者ではなかった。
ただ今にして思うと、非常に残念なことをしてしまったとつくづく思う。
つげ義春の初出が掲載されている「ガロ」も持っていたのだが、
みんな処分してしまった。
一冊でも残しておけばと今更ながらに思う。
本当に後の祭りというしかない。
ところで、この本を手に入れた一番の理由は、
つげ義春の息子さんの正助くんが、
巻末の高野との対談に登場しているからである。
正助くんについては、母親の藤原マキさんの日記でしか
知ることはなかった。
今回正助くんの発言を読んで、
つげ義春やマキさんと比べて
ずいぶんしっかりした大人なんだと感心してしまった。
要するに先入観があったから、いけなかったのだ。
つげ義春の近況についても語っているので、
つげ義春ファンの方は、必読だと思います。
ただし、残念ながら、
新作を描くということはなさそうです。