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今日は、2021年12月10日。
ということは、
高野公彦さんの80回目の誕生日。
高野さんが、傘寿を迎える。
うーんという感じ。
古希でも不思議でないのに。

因みに、本日は朝日歌壇の選者のみなさんが、
久しぶりに全員揃うとか。
高野さんの誕生日だから、
何かサプライズはあるのだろうか。
いやあ、まさかないでしょう。
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小島ゆかりさんの最新歌集『雪麻呂』にこんな歌がある。

・錦通りでむかし見かけし岡井さん春日井さんの黒いタートル

小島さんが岡井さん、春日井建さんを見かけたのは偶然である。
小島さんは、名古屋市短歌会館で開かれていた、
コスモス短歌会の支部歌会に出席していたのである。
その帰りにお二人を見かけた。
では、岡井さん、春日井建さんは、なぜ錦通りにいたかというと、
お二人は、やはり短歌会館で行われていた
中の会の研究会を終えて帰るところだったのだろう。
このころ、中の会は、短歌会館で
頻繁に研究会を開いていた。
もう40年以上前のことである。
その後、小島さんは、
結婚して名古屋を去った。
ぼくは、中の会に入って、
コスモスの歌会からは遠ざかって行った。
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先日佐藤通雅さんから、
「路上」151号が届いた。
「路上」は150号で終刊となったことは確かだが、
「路上」が無くなってしまって、
佐藤さんどうしているのだろうと、
この秋ずっと思っていた。
その答えが早くも出されたのだ。
もちろん、これまでの「路上」と同じということはない。
巻末の「ゆきしろ庵雑報」には、
100部限定で、年二回の刊行とある。
いつまでということは書いてありません。
気力と体力が続くかぎりということかな。
執筆者は佐藤さんだけでなく、
短歌、俳句、評論の分野の方の寄稿もあって、
ミニ「路上」という感じの雑誌として仕上がっている。
とにかく、ぼくとしては嬉しくて仕方ない。
終刊後の「路上」ロスがずっと続いていたので、
余計にうれしい。
佐藤さんの「シャガールのやうに」と題する34首中に、
柏崎驍二さんを詠んだ一首もあって、これもうれしかった。
この歌を紹介する。

・中津川河畔の緑長身の北のうたびと笑みつつぞ来る

「柏崎驍二・盛岡の日に」という注意書きがある。

それから「あやしこりん界・151」というエッセイの中で、
「コスモス」10月号の編集後記の中の、
木畑紀子さんの文章を紹介してくれているのも嬉しい。
とにかく嬉しいことだらけの「路上」151号。
もう次の号が待ち遠しいが、
とにかくこちらも気合を入れて、
読み書きに励みたい。
そうすれば、あっという間に半年が経つ。

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