fc2ブログ
昨日、名古屋市短歌会館と中日歌人会共催で、
三年ぶりに夏の短歌塾を開催した。
ぼくが司会役、
コメンテーターは、小塩卓哉さんと荻原裕幸さん。
岡井さんの遺歌集『阿婆世』、谷川電話さんの『深呼吸広場』、
立花開さんの『ひかりを渡る舟』などについて、お二人に語っていただいた。
後半の途中で、立花さんの歌集の話題に入った時、
目の前に立花さんがいたので、
「歌壇」の歌集評で厳しいことを書いて
ごめんなさいというようなことをしゃべってしまった。
その後、歌集の歌を二首紹介して、
改めて、最近の若手女性の歌の中で、
立花さんの歌は、「姿」がいいという指摘をした。
別の言い方をすれば、定型を大切にしつつ、
抒情を失わないということなのだが。

それで、さきほど「歌壇」五月号のぼくの歌集評「青春のその先へ」を読んでみたが、
われながらいい文章を書いているなと思った。
自画自賛というのも、なんだかみっともないが、
それでも、立花さんの歌集の良質なところは、
きちんと指摘できているから、
まあ自分を褒めてもいいかなと思った次第。
コロナ禍には関係なく次々に良い歌集が出るのは嬉しい。
この後も、荻原さんの歌集、加藤治郎さんの歌集、
さらに小塩卓哉さんの歌集も出る。
また小林峯夫さの遺歌集も出る。
さらにさらに伊藤一彦さん、小池光さんの歌集も出る。
歌集ラッシュの秋になりそうだ。
pagetop

八月十日

2022/08/10

今日は誕生日。
遂に六回り目が終了し、七回り目に突入ということになる。
還暦からの12年は本当にあっという間だった。
ということは、次の一回りはもっと早くなるのかな。
ところで、
先日ある雑誌を覗いていたら、
俳人の黒田杏子さんも八月十日ということが分かった。
しかもぼくと同じ寅年。
但し、黒田さんは一回り上。
ということは、黒田さんは、八回り目に入った。
さてさて、これからの七回り目はどうなるのか。
あまり明るい見通しがないのだが、
まあ身の丈に合ったことをしてゆくしかない。
背伸びをすれば、きっとしっぺ返しをくらう。

pagetop
プロフィール

スズタケ

Author:スズタケ
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ
カレンダー
07 | 2022/08 | 09
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -