「NHK短歌」3月号
2021/02/23
「NHK短歌」3月号の寺井龍哉さんの入選歌・佳作歌の中に、
高橋みどりさんのこの歌が選ばれていた。
・面談は「三者」にしますと伝えれば祖母も呼ぶかと聞く生徒あり
今回のテーマは「笑える歌」。
確かにこの歌は、教員経験者には、笑いのとれる歌だ。
多分生徒の「三者」は、
自分と母親ともう一人。
担任は「三者」ではないのだ。
だから、生徒は、
私とお母さんの他に誰を呼ぶんだろうと考えて思いついたのが、
祖母なのだ。
これが「父」では面白くない。
三者面接に呼ばれるはずのない「祖母」が登場するから面白い。
ただ、現実には、
入学式、卒業式に、祖父母が参加する時代だから、
この生徒の発想も別に特殊ではなくて、
「三者」なら「おばあちゃん」にきてもらうのかなと
思ったのだろう。
それにしても、担任の高橋先生はぎょっとしたことだろう。
女三人を前にして、面接なんてできるのかしらと。
そうか、この生徒の性別は分からないんだ。
でも、女子生徒でないと面白くない。
高橋みどりさんのこの歌が選ばれていた。
・面談は「三者」にしますと伝えれば祖母も呼ぶかと聞く生徒あり
今回のテーマは「笑える歌」。
確かにこの歌は、教員経験者には、笑いのとれる歌だ。
多分生徒の「三者」は、
自分と母親ともう一人。
担任は「三者」ではないのだ。
だから、生徒は、
私とお母さんの他に誰を呼ぶんだろうと考えて思いついたのが、
祖母なのだ。
これが「父」では面白くない。
三者面接に呼ばれるはずのない「祖母」が登場するから面白い。
ただ、現実には、
入学式、卒業式に、祖父母が参加する時代だから、
この生徒の発想も別に特殊ではなくて、
「三者」なら「おばあちゃん」にきてもらうのかなと
思ったのだろう。
それにしても、担任の高橋先生はぎょっとしたことだろう。
女三人を前にして、面接なんてできるのかしらと。
そうか、この生徒の性別は分からないんだ。
でも、女子生徒でないと面白くない。
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