西田幾多郎歌集

2012/02/20

小川洋子さんのエッセイ集『深き心の底より』に引用された
西田幾多郎の「わが心深き底あり喜も憂の波もとどかじと思ふ」
という短歌は、
小川自身は、
祖父が読んだものを覚えていて、
それを書きつけたと書いてあるが、
果たして、西田の歌集にあるのかと思って調べてみた。
岩波文庫の青版に『西田幾多郎歌集』はあり、
短歌が194首、
俳句が89句、
漢詩が12編、
訳詩が4編掲載されている。
短歌のほうを調べてみると、
57番の歌と同じである。
ということは、
小川の本を出すときに、
きちんと校閲がされていたわけだ。
小川の文章だと、
記憶にたよっているという書き方が
してあったが、
出版社にぬかりはなかったわけだ。
ただし、
この『西田幾多郎歌集』は、
2009年に出されているから、
出版社が利用したのは、
西田幾多郎全集であろう。
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