河野裕子さんの文

2012/03/25

「コスモス」の1967年4月号の
「二月号の十首」欄の
伊藤麟さんの歌について、
河野裕子さんの評が載せられている。
伊藤麟さんの歌はこの歌。

・医師の手の硝子瓶より水出でてわが眼を洗ふ師走さびしや

河野さんの評。

「四句目と五句目の間で意識が寸断されているようで、
「師走さびしや」という結句、面白いとは思ったが
やや唐突すぎる感じがした。上句をもう少しひき緊めて、
そのさびしさを具体的なものとされたら生きたのでは
ないかと思う。」

なかなか手厳しい評ですね。
河野さんは、この年21歳ですから、
やはり歌を読む力もすでに身につけていたんですね。
なお、河野さんのコスモス入会は、
1964年、18歳のときです。
そうそう、高野公彦さんも1964年入会です。
23歳のときです。

この当時のコスモスにすごい人たちがいたんですね。
因みに栗木京子さんの入会は、もう少しあとです。
これは、どうでもいいことですが、
ぼくの入会は、1973年です。
コスモスは、1960年代の後半から、
会員数がどんどん増えて、
1970年代後半には、
3000名を超えました。
あの勢いはいったい何だったのだろうと
いまさらながら思います。
宮柊二というリーダーのもつ力だったのでしょうか。





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