誤植

2012/06/19

佐藤通雅さんのブログ「往還集」を読むと、
「路上」に連載した宮柊二論を一冊にして
「柊二初期および『群鶏』論」として出されるとのこと。
出版社は、宮柊二についての本を出すからということで、
柊書房とのこと。
で、本題はここから。
佐藤さんがブログで書いていたのは、
著者校正が終わったが、
これまでに都合4回見なおしたが、
それでも、誤植があったということ。
完璧ということはないという慨嘆。

「コスモス」7月号の
影山一男さんの歌にこんな歌がある。

・一年に一回は来る負の連鎖 誤植の文字がひとつ光れり
・眠られぬ夜がまた続く一ヵ所のミスの出でたる歌集を思ひ

もちろん、影山さんは、
柊書房の店主。
誤植というものが、
これほどに苦しい思いをもたらすのだ。
プロの心構えということだろう。

ぼくは、なぜか誤植を見つけるのが得意で、
岩波書店やみすず書房の本でも見つけてしまう。
一度岩波に指摘の葉書を送ったが、
儀礼的な葉書をもらっただけ。
それ以来気づいてもそのままにしておく。
岩波でさえその程度なのだから、
後は知れているという思いだった。
それでも、こうして佐藤さんの思いや
影山さんの思いに触れてみると、
やはりそのままにしておいてはいけないかなと思う。
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