届いた書籍 8/22

2012/08/22

・樹口圭子第2歌集『長庚』(柊書房)
 昨年の秋出された歌集。なぜか見逃していた。
 選歌は高野公彦さん。
 宮城のSさんが送ってくださった。
 「長庚」は「ゆふづつ」と読む。
 少し読んだが、いい歌がたくさんある。
こういう優れた歌集をいわゆる歌壇というものは、認めない。
ぼくも今ごろこんなことを言っていては、いわゆる歌壇と同化
しているようなものだが。

・眠るとき胸に手を組むならはしの少女の日より喜寿すぎてなほ

・ケイタイ組読書組でもなくわれは揺られて眠る極楽択ぶ

・みちのくの薄日にひらく秋海棠子規が病床に描きしこの花

・半鐘やマンホールの蓋盗むなど鼠小僧が聞かば嘆かむ

・花山村うぶすながみも護らせよ首都に病みます狩野一男氏を

・ありがたうの心をいかに表ししやそのことばなき室町以前

ランダムにとりあげた。
どの歌も、本当に若い。
もちろん精神の若さ。はつらつとした精神活動の上に生まれた
作品ばかりだ。
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