いかがなものか 2

2012/09/21

「短歌研究」10月号の
「作品季評」における黒木三千代さんの
大島史洋歌集『遠く離れて』の作品に対する
発言には違和感を覚えた。
まず大島さんの作品についてこんな発言があった。

「私、女の人にはあんまりファンはいないのではないかと
思います。真善美の「美」が少ないんだと思う。」

「それから韻律に甘みもないでしょう。」

「音楽性もないでしょう。(以下略)」

まさにないない尽くし。
違和感を覚えたのは、
黒木さんは「未来」に所属しているのに、
同じ「未来」の会員である大島さんについて、
こんなことを言ってしまっていいのということ。
「未来」は、自由な結社だから、
会員について、どんな発言も許されるのかもしれない。
でも、なんだかなあというのがぼくの思い。
それから、「女の人にはあんまりファンはいない」というのが、
本当かしらということ。
ぼくの知り合いの女性に、大島選歌欄の方がいるが、
大島選歌欄の方が集まる会があって、
たくさんの人が集まると聞いている。
ひょっとして、たくさん集まった中で、
ぼくの知り合いの方が唯一の女性で
あとはみんな男性なのかしら。

ついでにもう一つ。
大島さんの作品の「定年を過ぎて故郷の家にあり入園を愚図りし日もこの家」
についての解釈は、黒木さんの解釈が正しいと思う。
小池さんは、
お母さんが老人ホームなどに入ることを拒んだ歌と解釈していたようだが。
確かに黒木さんが言うように
分かりにくい歌もあるが、
大島さんは、
読者へのサービスという発想がないから、
読む側がためされていると思って
読むべきでしょう。
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