『悲しい滝』その1

2012/11/01

狩野一男の四番目の歌集『悲しい滝』(本阿弥書店)が出された。
コスモス叢書の叢書番号が1010番に合わせたのかどうか、
10月10日発行。
カバー装画か中林忠良というのは、豪華。
狩野は、2007年2月18日、
クモ膜下出血で倒れる。
この歌集は、その病気からの奇跡的生還の過程を詠む一方、
狩野の故郷、宮城の栗原と、
狩野の妻の故郷釜石が、
岩手・宮城内陸地震、東日本大震災に襲われた後の、
苦しい日々を日々を詠んでいる。
狩野の歌は、どんなに苦しい状況に追い込まれても
ユーモアを失わない、不思議な明るさに満ちている。
というより、こういう歌が狩野の歌そのものなのだとは思う。

・脳神経外科集中治療室にて四か月弱ねむりゐしわれのいのちは
・約2800時間 闇黒の原始のねむりわれは睡りき
・こはれたる元(もと)ヒトわれが復(また)ひとに戻らむために要したねむり
・一年の時間の重さおもひつつクモ膜下出血の病後を生くる

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