「まひる野」9月号

2013/09/05

「まひる野」9月号に、
「追悼 筑波杏明」という特集が組まれている。
筑波さんは、4月25日に亡くなられた。
この特集に遺詠26首が掲載されている。
何首か紹介する。

・よき人はよき歌を編み一本を献じたまえりうれしくぞある

・思想とは生活の謂ぞ感情の中にいかなるイズムもおくな

・来なくてもいいよと言えば頭ふりリンゴの皮をむいて帰りぬ

・子らふたり我より離れ住む街になぜともあらず来て歩みおり

いい歌がたくさんある。
その中で特に感銘を受けた歌を挙げた。
この26首は、横田三樹という方の「筑波さんと私」
という文章によると、口述筆記とのこと。
亡くなる前の3日間、
ご長男の夫人が書き取ったのことである。
死を覚悟していたとは言え、
これだけの歌を遺せることに、
ただただ驚くしかない。
歌人としての意志を貫かれたのであろう。
「まひる野」9月号は、
この26首の遺詠をもって貴重な一冊となった。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
プロフィール

スズタケ

Author:スズタケ
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -