「墨東の大人」

2014/03/17

「短歌往来」4月号が届く。
巻頭作品は高野公彦さんの「墨東の大人」21首。
2月11日に亡くなられた小高賢さんへの追悼詠。
念のために言えば、
「大人」は「うし」と読む。
墨東に住む優れた人物=小高賢さんということだ。
少し紹介する。

・小高編『現代の歌人140』身まかりて君のたましひ光る
・ゆりかもめ光りて飛べど君の居ぬ本所両国さびしかりけり
・焼鳥で飲む小高氏が眼鏡とれば本所の大家さんのやうな顔

高野さんにとって、
小高さんは少し年下の気兼ねなくお酒を
飲める友人だったのだ。
高野さんの挽歌では、
小野茂樹への挽歌がよく知られている。
もちろん宮柊二先生への挽歌は別格だが。
小野茂樹、宮先生以外の方に対する挽歌では、
これほど多くの挽歌を詠まれた例はないと思う。
小高さんの死は、
あまりに突然だったし、
自分よりも年下の友人の死というものが、
高野さんには限りなくつらく感じられたのだろう。

三首しか紹介しなかったのは、
「短歌往来」の誌面そのものを読んでいただきたいからだ。
そうでないと、
高野さんの思いは伝わらないと思う。


スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
プロフィール

スズタケ

Author:スズタケ
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30