けさのことば

2014/03/27

昨日の「中日」の朝刊の文化欄に、
岡井さんの文章が掲載された。
「『けさのことば』を終えて」という題。
つまり、岡井さんが30年近く書き続けてきた
「けさのことば」の掲載が終了したのだ。
中日歌壇の選者についても、
31年続けてきたが、こちらも退かれる。
感慨無しとはしない。
いや、あまたの感慨が湧いてくる。
「未来」という結社を選択したわけではなかったが、
現代短歌に出会ったとき、
ぼくが歌人としてまず認識したのは、
岡井さんだった。
塚本邦雄でもなく、寺山修司でもなかった。
戦後派の宮先生も近藤芳美も、
岡井さんのあと、
現代の歌人として現れてきた。
にもかかわらず、
なぜか岡井さんと席を同じくできる機会は
敢えて避けてきた。
まあ、いつもながらのへそ曲がりゆえだが。
今さら言うのもなんだが、
拙著『同時代歌人論』についての意見を
一度伺いたかったなあ。
そう言えば、
先日安森敏隆氏にお会いする機会があったが、
安森氏は、ぼくのイメージは、
『同時代歌人論』でつくられたようで、
生のぼくを見て、
いかにも意外ということをおっしゃった。
ぼくは、そんなに強面の評論を書いていたのかなあ。
確かにあれだけ、あの当時の岡井さんを批判したのは
ぼくだけだったから、そうとられても仕方ないかな。

さて、多くの仕事から離れた後、
岡井さんは、何をなそうとするのか。
しばらく注視していきたい。
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