「塔」4月号

2014/04/15

昨日、「塔」4月号が届いた。
60周年記念号。
厚い。400ページ強。
「老年という時を見すえて」という座談会の記録が載せられている。
メンバーを見る。
小高賢さんがいる。
日付を見ると、
2013年10月19日。
場所は、
なんと小高さんの事務所。
つまり小高さんがなくなられたところ。
小高さんの他のメンバーは、
もちろん永田和宏さん、そして小池さん。
25年前と同じメンバー。
写真を見ると、
小高さんが一番元気そうに写っている。
逆に、永田さんは本当に体調が悪そうな写りだ。
実際に巻頭の永田さんの文章を読むと、
精神的にかなりまいっていた時だったとのこと。
小池さんも体調はよさそうに見えない。
この座談会はいったい何時間やったのだろうか。
かなり読みでがあるから、
4,5時間はかかったのではなかろうか。
読んでいる限りでは、
小高さんは生きている。
いつもの小高さんのしゃべりだ。
何とも不思議な感じがしてくる。
2月になくなられたのは嘘ではないかと思えてならない。
「鈴木くん、もうちょっとちゃんとしたものを書かないと駄目だよ。」と
いつもお叱りを受けていたが、この記録を読んでいると、
また小高さんに叱られるかなという気がしてくる。
いや、本音は、小高さんに叱られたいのだ。
あんなふうにぼくに向かって
叱ってくれる人はいなかった。
ぼくのいいかげんさを見抜いているかのように、
鋭い言葉が飛んでくる。
身構えるのだが、何ともならない。
降参するしかない。
目の前の人は、
口だけの人ではない。
実行の人だ。
実行の人に叱られるのだから、
こちらはぐうの音も出ない。

さて、肝心の特集号だが、
とにかく読みでがある。
歌壇からの寄稿も多い。
短いエッセイもたくさんの方が書いている。
京都の三月書房で手に入るようだから、
読んでみたい人は、
早く注文するといい。
2000円だから、
実にお買い得。

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歌誌漂流

この度は、短歌往来の「歌誌漂流」にて美志をとりあげていただきありがとうございました。

誤植の事に言及してありますが、校正は、担当者が忙しい中編集しているため基本的に入稿した者の自己責任で行っております。
今後は、校正にも少し力を入れより読み易い雑誌作りを心がけてゆこうと思います。

No title

「塔」4月号をお読みいただき、ありがとうございます。
座談会では、元気な小高さんが、小池さんや永田さんを励ましていたのですが・・・。
もうお会いできないということが、本当に信じられない気持ちです。



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