『それでも猫は出ていく』

2014/07/02

わが家では犬を飼っている。
柴犬だ。
もう14,5歳だから、人間で言えば、
80歳を超えた超老犬。
ほとんど認知症状態だが、やむなく面倒を見ている。
ぼくは、実は、猫派。
犬をかわいいと思ったことはない。
柴犬が初めて来たときには、
粗相をしたので追いかけ回した。
それで嫌われた。
さて、『それでも猫は出ていく』だが、
すごいなあとひたすら思う。
作者のハルノ宵子さんの猫に対する愛情の深さは、
すごいとしか言いようがない。
猫たちにとっては、マザー・テレジアと同じだろう。
登場人物は、作者以外はほとんど猫。
次によくあらわれるのがD動病院長。
「あとがき」にも登場する。
それから、謎の人物で、何でも屋のガンちゃん。
それから、吉本隆明。
もちろんハルノさんの父君。
それから、ばななさん。
もちろんハルノさんの妹さん。
登場する猫では、
シロミが一番面白い。
それから吉本が愛したフランシス子は、
もう人間並みに愛しい感じ。
吉本も愛しつづけたとのこと。
父親と母親を自宅で介護する中で、
家猫、外猫、
とことんかわいがるハルノさんのエネルギーの素はいったい何だろうかと思う。
猫好きの人はもちろん、
猫の嫌いな人もぜひ読んでほしい。
猫が好きになりますよ。
でも、ぼくは、
妻の車に毎日足跡を残している猫を
見つけては追いかけ回していますが。
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