『家族の歌』

2014/09/12

文庫版の『家族の歌』(文春文庫)を永田さんが送ってくださる。
単行本とは少し内容等も変わっている。
副題も「河野裕子の死を見つめた344日」から
「河野裕子の死を見つめて」になっている。
というのも、河野さんが亡くなられてからの連載分を
すべて載せているから。
文庫版のあとがきは、
永田紅さんが書いているが、このあたりのことを
次のように書いている。

単行本刊行時にはまだ連載が続いていたが、
今回はその後の三か月分を補完し、二〇〇九
年九月から二〇一一年三月の連載終了時まで
のすべての文章を時系列にそって収めた。各
エッセイの末尾には新聞掲載日を付してある。

この中の「時系列にそって」が大事ですね。
というのも、単行本の方は、テーマごとの配列
だったので、時間の流れをうまく掌握できないという
きらいがあったが、その点が解消されているので、
この文庫本のほうが随分読みやすいと思う。

それから表紙も変えてあって、
何と青磁社の入り口の階段に、
永田家のみなさんが並んでいる写真。
永田夫妻、永田淳夫妻、紅さん、
さらに、孫さんの櫂くん、玲ちゃんも映っている。

値段も手頃なので、多くの人に読まれるといいなと思う。
歌の家族の文章の良さを味わってもらえるのがいい。
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