『現代女性秀歌』

2014/09/14

栗木京子さんの新刊『現代女性秀歌』が出された。
ちゃんと「女性」となっているのがいい。
「女流」は苦手だ。
この本には以下のような記述があって、
いいことが書いてあるなあと思い、
少し長いが引用させてもらいます。113頁です。

「考えてみると、短歌は昔からいつも弱い立場の者たちに寄り添って
きた表現形式なのではないでしょうか。病名の付くほどではなくても、
体調が悪い時、気力が湧かない時、つらくてたまらない時、生きてい
るのが虚しなる時。そういう時は誰にでもあります。けれども、心や体
が荒地の状態になった時、五七五七七に言葉と思いを乗せれば、
短歌のしらべはそっと寄り添ってきてくれます。そして、デコボコの
地平に水を注いだり、柔らかく土を均したりしてくれます。そんな短歌の
力は、雨や太陽や風のような自然の恵みに似ているなあ、と時々思う
ことがあります。」(第4章 病と向き合う歌)

この第4章には「心の病」についても書かれていて、
永井陽子さんの歌も取り上げられている。




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