『短歌と俳句はどう違うのか』

2014/09/26

加藤孝男さんの『短歌と俳句はどう違うのか』を読んでいたら、
高野さんの作品について述べている箇所があった。
「永遠の風景」と題のつけられた文です。
引用します。

「高野は独自な存在感をもつ歌人として知られています。
その歌の手法は、永遠に向かって思いを放つとでもいう
べきでしょうか。その歌には長い時間意識がしめされて
います。」

「永遠に向かって思いを放つ」という指摘はなかなか鋭いと
思います。また、「長い時間意識」という点も。
この文の後に引用されたのが次の歌です。

・夏まひる木を挽きつくししんしんと丸のこぎりは回りけるかも
・風いでて波止の自転車倒れゆけりかなたまばゆき速吸の海

引用歌もいいですね。


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