歌を読むこと

2014/11/18

「塔」11月号に掲載された高野公彦さんの講演の記録の中で、
特に大切な指摘だと思った箇所がありますので、
そのまま引用させていただきます。

「僕はそういうふうにいろいろ調べて歌を正確に、あるいは
よりおもしろい解釈、より深い解釈をしたいと思うんですけ
ども、そのとき注意しなくてはいけないことがあります。そ
れは、歌に表現されてることはすべて読み取る、というこ
とですね。いろんなことが表現されてるのに全部読まな
いで一部分だけ、ここがいいと思う、という読み方は不十
分だと思うんですね。それはちゃんとした読み方じゃない。
表現されてることは全部読み取る。もう一つ大事なのは、
表現されてないことを読み取っちゃいけない。これも大事
なんですね。勝手にいろんな読み方をつけ加える人いる
けど、それはだめなんです。」

「棧橋」の批評会で、高野さんがいつも言われていることです。
全部読み取り、詠んでいないことは読み取ってはいけない。
とても大切なことですが、この最低限のことができない人が
歌会で自説を語り始めると、歌会の意味はなくなってくることが
往々にしてあるのは残念なことです。



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