電子書籍はいらない

2011/08/07

「図書」8月号の
野家啓一の「大震災のなかの読書」という文章の
最後の段落で、
ウンベルト・エーコとジャン=クロード・カリエールの対話
『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』
の中の一節を引用しているが、
これが実にいい。
ということで、ここにまた引用させていただく。

「電気がなくなれば、すべてが失われ、
手の施しようがありません。それに対して、
たとえ視聴覚的遺産のすべてが失われた
としても、本だけは、昼間なら太陽光で、
夜だって蝋燭を灯せば、読むことができます」

やはり本は紙に限る。
確かに重量の問題では、
ぼくもかなり苦労しているが、
でも画面で読む気はしない。
紙の頁を繰ることが
本を読むことなのだ。


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お久しぶりです

この春より愛知から奈良に行きました、
野々山の娘です。
こんばんは。

紙の本が成せる、帯やカバーを
外した時の遊び心、
装丁の芸術性を電子辞書は
持ち合わせていないと思っています。


何もかも電気なのは
勘弁していただきたいですね。

いやいや

コメントありがとう。
そうですね。
電子書籍は、
とにかく味気ないですね。
手に取った質量感というのも大事ですよね。
ところで。
まだ奈良ですか。
実家への帰省はないのですか。

紙が好き

私も断然「紙派」です。
本に限らず「電子」が苦手、ということが大きいですが。
デジカメも使いこなせず
電子辞書も電子黒板も苦手で
iPhoneって何?という自分は
原始人のようですが。
特に辞書は線をひいたり角を折ったり付箋をつけたり
だんだん自分の物へと崩していくのが好きです。
電池の残量を気にしながら
本を読むなんて考えられません。
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