「塔」4月号

2015/04/12

「塔」4月号の「青蝉通信」で
吉川宏志さんが、
角川『短歌年鑑』27年版に今野寿美さんが書いた
「現代短歌の文体」という文章について批判している。
長塚節の有名な「馬追虫の鬚もそよろに来る秋はまなこを閉じて
想ひ見るべし」の「べし」の意味を
今野さんが適当としたほうがよいのではと
述べていることへの批判である。
吉川さんは実証的に批判しているので説得力がある。
多分、今野さんのほうは、自身の歌人経験によって
自信をもって書いたのだろう。
短歌の文法についても一書をものしているから、
その流れで自信を持って書いたのだろう。
しかし、いかんせん、根拠がない。
吉川さんが挙げた根拠について、
きちんと反論がなされるのなら、
なかなか有意義な論戦になると思うが。
ただ、吉川さんは、今野さんの言葉遣いをも批判しているから、
こちらは、今野さんからの反撃はあるかもしれない。
波風が立たないとするのがよしとする現今の歌壇だから、
ここで少し論戦がなされるのはよいと思う。
果たして応答ありや。
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