遅まきながら

2015/07/23

遅まきながら7月6日の「朝日」の「歌壇 俳壇」欄を読む。
真中朋久さんの文章が嬉しい。
宮柊二先生の
「おそらくは知らるるなけむ一兵の生きの有様をまつぶさに遂げむ」

「中国に兵なりし日の五カ年をしみじみと思ふ戦争は悪だ」
の二首を引用されているのが嬉しい。
この二首は、大学の授業でも必ず紹介する。
こういう雲行きのあやしい時代だからこそ、
宮柊二先生の『山西省』はぜひ多くの人々に読んでもらいたい。
戦争というものが本質的にもつ非情さを確認してほしい。
それから、
永田和宏さんの選歌を見ていて驚いた。
何と直木孝次郎氏が投稿しているのだ。
直木氏は高名な歴史学者だ。
投稿歌はこのような歌。

・特攻は命じた者は安全で命じられたる者だけが死ぬ

直木氏も昨今の法案審議に居たたまれなくなったのではなかろうか。
黙っていられなくなったのだ。
今、そういう人たちの声がわき上がってきている。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
プロフィール

スズタケ

Author:スズタケ
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -