『空にみずうみ』

2015/10/25

佐伯一麦の『空にみずうみ』(中央公論新社)をようやく読み終える。
やらなくてはいけないことが重なって、思うように時間をとることが
できなかったためだが、一方読み終えてしまうのは惜しいなあという
思いもあった。
この本を読んで一番驚いたのは、
倉敷の古本屋の蟲文庫の田中美穂さんと、
主人公早瀬の妻とのメールや手紙のやりとりが
書かれていること。
というのも、第二歌集『游渉』に「蟲文庫」と題した一連5首を載せているからである。
ということで、この5首から2首挙げる。

・田中美穂『わたしの小さな古本屋』のんびり読みて夕餉となりぬ
・亀、金魚、鍬形、目高を飼ひてゐる蟲文庫には田中美穂住む

主人公の早瀬は実際に蟲文庫を訪れているが、
ぼくはこの『わたしの小さな古本屋』を読んだだけで、
訪ねたことはない。
一度訪ねたいとは思っている。
もちろん、小説では田中美穂という名では出てこない。
ところで、
高野さんは、目高を飼っている。
大松くんは、亀を飼っている。
ぼくは何も飼っていないなあ。
ぼくはどちらかと言えば、生き物は苦手なのだろう。
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