会場確保と大口さんの新刊

2016/04/01

「灯船」第三号の批評会会場確保のために、
愛知県芸術文化センターに向かう。
幸い特に何と言うこともなく10月30日の会場は確保できた。
ちょっと拍子抜け。
なお、第二回は、5月15日。
おなじみの東京の日本教育会館。
帰りに駅前のジュンク堂による。
短歌関係の新刊がいくつかあったが、
その中に、大口玲子さんの『神のパズル』(すいれん舎)
を見つけた。というより、大口さんの新刊があるということを知らなかった。
目次を見ると、構成が実にユニークなことが分かる。
短歌、講演録、時評、エッセイがかなり周到に配置されている。
短歌は、歌集からの抜粋とまだ歌集に入れられていない作品とがある。
時評の「原発は人を養ひ」には、
何とぼくの『高野公彦の歌世界』についても書かれていて驚く。
高野さんの原発の歌について書いた箇所について触れている。
ありがたいことだ。
五年前の3月11日以降しばらく、
何を書いていいのか分からない状態が続いた時に、
そうだ、高野さんには、かなり以前から原発を詠んだ歌がある、
それを調べてみようということで、書いた文章である。
高野さんは、ずっと昔から原発には否定的だった。
そのことについて、きちんと書くことができてよかったと思っている。
講演録の「母子避難を「語る」ことの難しさ」を
帰りの車中で読んだが、
とてもいい内容だった。
自分のなかにあるわだかまりをそのまま、
糊塗することなく、率直に丁寧に語っているところがよかった。
とても良い本だ。
しかも、値段が税別で1400円というのは嬉しい。
多くの方に読んでほしい本だ。

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