『現代短歌入門』

2011/10/05

必要があって最近時々岡井さんの
『現代短歌入門』(講談社学術文庫)を読み返している。
読み返していて、思うのは、
結局現代短歌の問題は、
この本にすべて網羅されているなあということ。
別の言い方をすると、
この本を超える、
現代短歌についての理論的著作は
顕れなかったということ。
永田さんや三枝さんの本もあったが、
どうだろう、
この本に比べると、
内容は部分的としかいいようがないのでは。
そして、さらに別の言い方をすれば、
この本は、
今でも十分通用する内容を持っている。
だから、
「短歌研究」の評論賞も、
この本のレベルを超えるものでないと、
賞に価しないというくらいの、
要求水準があってもいいなと思う。

とにかくぼくは、
今だにこの本を読んで、
現代短歌についてあれこれ考えている。
そして、なるほどと感心してばかりいる。
実は、これって、
ぼくがもう随分退化してきたことの
証なのかなあ。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
プロフィール

スズタケ

Author:スズタケ
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -