『明日なき身』

2017/03/30

朝日カルチャーを終えた後、ジュンク堂に立ち寄り、
岡田睦の『明日なき身』を購入。
講談社文芸文庫だから、高い。
228頁なのに、1500円+税。
巻末の略年譜。著書一覧が
文芸文庫の売りなのだが、
何とこの本のそれは、たった1頁。
えっという感じ。
しかも略年譜の最後のところは、こうなっている。

2010年3月号「群像」に短編小説「灯」を発表、以降消息不明。

著書一覧には5冊記されている。
ということは、この本が6冊目。
著者は消息不明だから、この本の印税はどうなるのだろう。
庄野潤三の私小説とは正反対のすさまじい生活が書かれている。
私小説の極北とも言うべきだろう。
岡田の私小説に比べたら、西村賢太のそれは、
まだまだ立派な社会人の生活を描いていると言える。
生活保護を受けつつ、施設を転々とし、
挙げ句の果てには、消息不明とは。


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