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「滄」99号

2018/10/24

先日「滄」99号が届いた。
この号には牛山ゆう子さんの『しぐれ月』の評が掲載されている。
小池光さんも書いていて、こんな歌を取り上げている。

・眼のなみだ頬にこぼさず見送らむ青井史ひと生を歌に生きたり

この歌について、小池さんが次のように書いている。

「青井史は「かりん」から出て、じぶんで結社を立ち上げた。
与謝野鉄幹についての重厚な評論も書いた。これからという
ときに、病に倒れ、亡くなった。あれから何年経つのだろう。
牛山さんは、どういういきさつからか故人と交流があったものの
ようだ。」

青井さんが「かりん」を出て、「狩人」という結社を起こしたことは
よく知られている。
ただ、青井さんの出発は実はコスモスである。
このことはあまり知られていない。
ぼくは1973年の夏にコスモスに入会したが、
この時には青井さんは入会していた。
1974年1月号には、その二欄に三首掲載されている。
達者だなあという気はする。ひょっとして、
コスモス以前もあるかもしれないと
思わせるような達者ぶりである。コスモスの場合、
必ず在住地を明記するのだが、
青井さんは、「半田」と記している。
いつごろコスモスを離れたかは確認していない。数年だと思う。
この1月号にはぼくの歌はない。欠詠している。
入会して数ヶ月も経たないうちに
欠詠のほうが多くなってしまった。
この欠詠状態がしばらく続く。
欠詠状態から脱却できたのは、ある出逢いがあったから。
それ以来欠詠は一度もしていない。

因みにこの1974年1月号のその二欄で、
存命が確認できるのは、
欠詠しているぼくと小島静子さんだけである。
小島静子さんは、小島ゆかりさんのお母さん。
何とも歳月は過酷な仕打ちをするものよと思う。

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