12月2日

2011/12/02

加藤典洋の『小さな天体 全サバティカル日記』(新潮社)
を完読。
二段組みで409ページ。
相当な量なのだが、何とか一月で読み終えることができた。
2010年3月30日から
2011年5月31日までの日記。
ということは、
3月11日以降の日記も掲載されているということ。
実際には3部に分かれている。
3月30日から9月17日までは、コペンハーゲンで書かれた日記。
9月17日から3月30日までは、サンタバーバラで書かれた日記。
3月31日から5月31日までは日本で書かれた日記。
この日記を、
ぼくは多分また読み返すだろう。
というのは、
この日記はジグソーパズルのようなのだ。
固有名詞がほとんどイニシャルで書かれている。
外国人ならいいが、
日本人もそうだから始末が悪い。
例えば、京都のTという高齢の学者は、
多分鶴見俊輔ではないかとか
いろいろ推測するしかない。
でも、何度か読めば、
パズルが埋まるような気がするので、
徒労かもしれないが、
読み返そうと思う。
こんなことは今まではなかったが。

午後、図書館へ。
調べ物の続き。
失望感が深まる限り。
日本という国は、
もう学問研究は無理な国なのかもしれない。
特に文化系は。
加藤の日記を読んでいても、
どう考えも
アメリカの学者のほうが
日本文学をしっかり読み込んでいる。
日本の学者は些末主義に陥っていて、
歴史観の欠如、視点の転換のなさ等、
とにかく学問研究ではなくて、
何かを調べたという自己満足で終わっている
気がしてならない。
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