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「週刊文春」6月13日号

2019/06/09

「週刊文春」で真面目に読むのは、「文春図書館」だけ。
その中でも必ず読むのは「私の読書日記」と
坪内祐三の連載「文庫本を狙え!」。
今週の「私の読書日記」の担当は、穂村弘。
3冊取り上げられている。
幸いというか何というか、3冊とも架蔵本。
1冊は、何と『童馬山房随聞』。
佐藤佐太郎が斎藤茂吉の言行をまとめた本である。
斎藤茂吉は大変人だと常々学生たちに語っているが、
その変人ぶりについても穂村は触れている。
つまり佐太郎は、変人の面も隠さないで書いたのである。
祭りあげることはしていないのである。
2冊目は、北村薫の『中野のお父さん』。
ジャンルとしてはミステリー。
探偵役は主人公のお父さん。
いわゆる安楽椅子探偵。
主人公は、出版社の編集者。
同居していないので、何かおかしなことがあると、
実家に行き、父親に謎解きしてもらうのだ。
北村薫のミステリーは、ほとんど殺人というものがないので、
ぼくは以前から大ファンである。
『中野のお父さん』は文春文庫版。
続刊が3月に出ている。
題は『中野のお父さんは謎を解くか』。
ところで、謎なのは、穂村さんは、
この新刊は取り上げず、文庫本になった『中野のお父さん』を
取り上げたのはなぜなのだろう。
穂村さんも北村薫ファンだということは知られているから、当然
『中野のお父さん』は、単行本として出された時に読んでいるはずなのだが。
まあ、何らかの事情があったのだろう。
3冊目は、以前ここでも取り上げた小坂井大輔くんの
『平和園に帰ろうよ』。
こんなことを穂村さんは書いている。

 「家族」、「君」、そして「世界」。至る所に隠された謎があり、
 それが怖さと美しさを生み出している。

確かに謎めいた歌があって、私は、そういうたひに、
小坂井くんの顔を思い出しては、これがリアルな世界だったら、
ヤバイよなとついつい思ってしまう。だから、本当は、直接
小坂井くんに聞いてみたいのだが、
やはりそれは、仁義に反するのでしない。

ところで、火曜日、某氏とともに平和園を尋ねる予定。
某氏はもちろん歌人。
但し、平和園を訪れたことはない。
さて、どうなることやら。
そうそう、16日にも平和園に行く。
大松達知さん他、コスモスの面々と。
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