発行日

2018/01/19

永田和宏さんの第13歌集『午後の椅子』が
昨日届いていた。
なにげなく発行日を見たら、
昨年の12月24日。
そういえば、石井僚一くんの歌集も
昨年の12月27日。
二冊ともどうして遅いのか気になった。
それで、昨日今日届いた他の歌集も
発行日を確認してみた。
桃原邑子さんの新装版『沖縄』(六花書林)は
今年の1月15日。
石床隆文さんの遺歌集『琥珀の時間』(本阿弥書店)は
今年の1月26日。
一週間もはやい。
ただ実際には、発行日より早く届く例が多いので、
石井くん、永田さんの歌集の場合の遅さが気になったのだ。
まあ、しかし、だからどうだということはない。
問題は、こんなふうに次々と出される歌集を
どうやって時間を確保して読むかということだ。

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石井僚一くんの第一歌集『死ぬほど好きだから死なねーよ』
(短歌研究社)が届いた。
題からして、お騒がせ歌人の面目躍如だ。
装幀もなかなか迫力があるが、
何よりも驚いたのは、「あとがき」で
歌集作成のための資金の出処について書いてあること。
そうか、こんなことまで書くんだと、
ただただあきれた。
二度ほど会ったことがあるが、好青年だったと記憶している。
では、作品はどうかということだが、
まあ、手に入れて読んでみてください。
税別1700円だから、
割にお得かも。


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はや17日

2018/01/17

年が明けて、はや17日。
年明け早々から訃報が届く。
まず「未来」の松村あやさん。
そして、安森敏隆さん。
安森さんが亡くなられたのには驚いた。
高野さんが16年の12月生まれ、
安森さんは、17年の1月生まれだから、
同学年なのだ。
だから、安森さんの話に高野さんが登場すると、
本当に級友のような親しみを込めて話されていた。
総合誌を開いても、
病牀中と分かる作品があちこちにあって、
この先、短歌の世界はどうなってしまうのか不安になってくる。
平成以降の短歌の世界を支えてきた人たちが、
次々に亡くなるのだから、
誰しも不安になってくるだろう。
そんなに深刻に考えずとも、
今の若い世代、つまり30代、40代の人たちが、
支えてくれるようになると言う人があるかもしれない。
でも、ぼくは、今の30代、40代に人たちにしては、
なぜか懐疑的なのだ。
吉川宏志さんや大松くんのほうが例外で、
どうも多くの人たちは、
本当に短歌と心中してくれるのか不安なのだ。
何か短歌以外にも大切なものがあって、
それを承知で短歌の世界に関わっているという
印象を抱かざるをえない人が多くいる。

新年早々暗い話題になってしまった。
話題を変えて、今年のぼくの目標を。
何とか評論を何本か書きたい。
もちろん依頼原稿ではない。
100枚以上、目指せ200枚というところかな。
「コスモス」3月号には、
20枚近い評論が掲載される予定。
65周年記念号用の評論である。
それから、
ある歌人について、20枚程度書こうと思っている。
構想はできている。
資料も用意しつつあるが、
もう少し集めたい。
ただ、集め過ぎると、
かるく20枚を越えてしまいそうだから、
考えものだ。
とにかく書くしかない。
本当は詠むしかないと言いたいところだが。





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ようやく

2017/12/31

とんでもない一年がようやく終わる。
本当にいろいろなことがあった。
来年はもう少し平穏な日々であることを
祈りたい。

「まひる野」1月号が届く。
島田さんの詠草と編集後記を読んで、
何とも言えない思いを抱いた。
悲しみ、哀しみ。
どう言ったらよいのだろう。
ぼくも島田さんも昭和25年8月生まれ。
まさに同世代だが、
島田さんの歩んできた道は、
並大抵のものではなかった。
それがまたここに来てという思い。

まもなく平成30年。
さて、どんな年になるのやら。
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第八回中日短歌大賞の受賞者が
本日の中日新聞朝刊に発表されました。
受賞者は、「心の花」に所属する細溝洋子さんです。
受賞歌集は、第二歌集『花片』(六花書林)です。
「花片」は「かへん」と読みます。
細溝さんは、歌壇賞をすでに受賞している実力ある歌人ですので、
今回の受賞も納得のできるものです。
さらなる飛躍も期待できる歌人ですので、
今後が楽しみです。
1首紹介します。多分、細溝さんはこの歌に寄せた思いを
噛みしめているのではないでしょうか。

・「ひたむき」は報わるる日の謂にして消えてゆきたるあまた「ひたむき」
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きょう、朝日カルチャーの講座の帰りに、
丸善でちくま学芸文庫の『藤原定家全歌集 下』を購入。
上巻は購入していない。
理由は、下巻の文庫版あとがきに
高野公彦さんが登場しているから。
そうそう、著者は、久保田淳さん。
高野さんが河出にいた時に、
久保田さんにこの仕事を勧めたとのこと。
それにしても、これだけ内容の充実した本が
2000円以内で買えるというのは驚き。
ということで、
近日日に、上巻も買います。
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「コスモス」1月号が昨日届いた。
開けてびっくり。
中村敬子さんが小生について書いている。
題して「コスモス歌人の歌―書を詠む鈴木竹志―」。
ぼくがいろんな本を歌にしているので、
そこのところを綿密に書いてくださった。
とりわけ第1歌集『流覧』の「幻想図書館」の一連について
詳しく書いてくださったのは、
望外の喜びである。
ありがたいことだとしか言いようがない。
奥村さんがこの論について、
ツイッターでつぶやいてくださったようだ。
こちらもありがたいことだ。
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岐阜の池戸愛子さんが亡くなられた。
昨日郡上の短歌道場の会場で知った。
また一人コスモスの優れた歌人がいなくなった。
寂しいことだが、仕方のないことでもある。
ぼくは残念ながら面識はない。
今日届いた「コスモス」1月号には、
池戸さんの歌が掲載されている。
こんな歌があって驚いた。

・戴きしわが戒名は「釈 愛歌」しばし眺めて手箱にしまふ

もうすでに亡くなることを覚悟されていたのだ。
謹んでご冥福をお祈りしたい。

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暗雲晴れる

2017/12/18

しばらく書かなかった。
書くことはたくさんあったが、
書く気がしなかった。
胃の検診で引っかかった。
胃カメラの再検査。
ここで終わるかと思ったら、
細胞検査に回された。
今日、その結果を聞きに行った。
良性とのこと。
いやあ、長かった。ここまでが。
これで、また、更新できるとは思う。
でも、今20日締め切りの原稿が
前に立ちはだかっている。
20日に必ず届けないといけない原稿なので、
必死。
明日の午前中に投函しなくてはいけない。
原稿用紙20枚ほど。
何とかする。
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月曜日、「暮しの手帖」を買いにゆこうとして、
郵便受けを見たら、奥村さんからの郵便。
何かなと思って開くと、
何と買いにゆこうとしていた「暮しの手帖」。
何と表紙に「奥村晃作 暮らしの短歌」とあるではないか。
中を見ると、
「奥村晃作さんのただごと歌」というタイトルになっている。
16冊の歌集から50首選ばれて、掲載されている。
グラビアもある。
インタビューもある。
さらに題詠の募集もある。
いやあ、至れり尽くせりとはこういうことを言うんだなと
しみじみと思った。
現代の歌人が
「暮しの手帖」に8ページにわたって、
掲載されたことがあったのだろうか。
まさに前代未聞。
多分、「暮しの手帖」を定期購読している方たちも
さぞや驚いたことだろう。
そして、「ただごと歌」というものの
もつ迫力にきっときづいただろう。
ぼくの歌もどちらかと言えば、
「ただごと歌」に近いので、
まさにわが意を得た編集である。
これから、あちこちのカルチャー等でも
紹介したい。
いや、ぜひとも紹介したい。
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